職場の玄関引戸の応急修理完了!





本日休みであったが、職場玄関の引き戸がずっと不調のため、急遽出勤して治すことにした。まず、普段開かない方の引き戸を外して、戸車を外す。それを不調な方の引き戸に移植する、ってな方法。

ここまでは問題なく出来た。

ここからが悲劇の始まり…。

まず、要交換の引き戸の方の戸車の一つのネジが根本で折れていて、埋没しているではないか!(*_*)

これは大変なことになった。ネットで折れたボルトの処置法を見て、作戦会議。まず、ボルトは細い。4mmΦの0.7ピッチである。だから折れたボルトの断面に螺子釘をあてがい、開放方向に打つのであるが、応答なし。

作戦変更で、ボルトより細いドリルで穴あけ開始。これが部材が硬いのなんの!

なんとか奮闘し、5mmほどザクッたところで、また作戦会議。

どうしたものか…。つかむにも埋没しているため、無理。(/_;)

ネットで見ると、折れたボルト救済用のエキストラクターなる工具があるとのこと。一軒目では見つからず、二軒目でようやく手に入る。

それを開放方向に電動ドリルに固定して回す。やや食い込んでいくが、まだボルトは回らない。

いよいよ最終作戦かというところ。

最終的にドリルで全部といっても8mmほどの厚みしかないので、それを揉み込み、ボルトを出した。

後から、タップを立て直して、ネジを挿入するってな方法になった。

これが功を奏し、うまくいったのだ。まったく工務店並みの技だな、と相棒と二人言い合って笑った。

これ、職人に頼むと恐らく1万円以上取られるよ、と言う。

そうかもな、と思った。それくらい時間がかかり大変だった。途中何度も心折れそうになったが、なんとか完成できた。

戸車は快調に回っているが、驚いたことにここの見えない場所が施工不良。高さ調整のために六角ナットを適当に下駄を履かせたような感じでかまし、細いボルトで固定しているのだ、とても何十キロもある重い引き戸を乗せるには力不足である。

こうしたところにも手抜きが感じられる。それに、右の戸車は左右の固定ネジの太さが違った。(゚∀゚)

素人もどきの職人である。まったく開いた口が塞がらない。やっつけ仕事もいいとこだ。

まあ、苦節6時間にも及ぶ手術は無事に完了し、お互い健闘を称え合った。

ドアを持ち上げてもとに戻し一見落着。

次はホームセンターに注文してきた引き戸のレールが届いたら、本工事である。

それまでは開閉厳禁の看板を付けて閉めている。

(=^・・^=) 

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