ヘッドチューブ長にこだわる理由

 今日は休みである。朝から雨が降っている。車内で聴く音楽を毎日とっかえひっかえしている。所有アルバム数は300枚以上あるかと思う。数えたこともない。

USBメモリにmp3でアルバムごと放り込み、それをaux経由で聴いている。

えーと、机の引き出しを整理していたら、昔の東叡社へのオーダーシートが出てきた。スタンダードのフレームのようだ。シートチューブ長とタイヤサイズを書き込む欄がある。今、手持ちの自転車を眺めていると、ヘッドチューブ長がどんぴしゃりなのは、32Bサイズで作った520mmシート長のものである。これだと、ヘッドチューブ長が120mmで大型のフロントバッグがちょうど収まる格好だ。使っているフロントバッグは犬印の大型の白である。

これにGBのバッグサポーターを付けて差し込むようにしている。ステムをぎりぎりまで出すと、ちょうどバッグが収まる形になる。使用しているステムはGBのクロモリで70mmだ。

ここに行き着くまで試行錯誤した。私の自転車作りは装備から入る。まず、使いたいバッグを選ぶ。そして、そのバッグがぴったりと収まるようなフレームスケルトンを考えるのである。むろんフルオーダーではないから、シート長とタイヤサイズが全てである。

だいたい650B径にしておけば、大型のフロントバッグを付けても収まりがよいようだ。私の身長は166cmなので、シートチューブ長は最大でも530mmくらいか。

サイズを伸ばすと、トップチューブ長も伸びるため、ハンドルまでの間隔が遠くなる。難しいものだ。ステムの突き出しは経験上、70mmがジャストサイズであった。

スポルティフは格好を気にして、もう少し長い90mmを使っている。前傾がややきつい。これも歳とともに、短くなる傾向がある。

ま、自転車の全体のバランスからいっても一番しっくりくるのは、32B車のシート520mmなのである。これだとシートピラーの出具合も80mmほどで見た目もよろしい。

ステムとシートピラーがちょうど水平になるくらいである。この辺の美学はNC誌のアドバイザーだった新田氏の本に詳しいが、なかなか突き詰めると奥が深いのである。

まだ、凝る人はマッドガードの先端処理とか、長さにも随分とうるさいようだ。フロントガードにも後輪用を使い、ほどよい長さでぶった切るという。

私など、ライトウェイのポリカーボネート製のマッドガードを使っているが、これを滅法気に入っていて、つけやすく、外しやすいというのが気に入っている点である。

フロントは短いため、マッドフラップの使用が欠かせない。

自作のシリコンゴム製のものをぶら下げている。

スポルティフの方はもともと快走車ゆえ、重装備は想定していない。それでも大型のバッグが好きな私はネルソンロングフラップを付けているが、見た目があまりよろしくない。やはりイギリス人のように大柄で足の長い人がシート長の長いサイズの自転車に付けるのが格好いいのだ。

足の短い日本人には、サドルバッグは似合わない。

手持ちの小旅行用車も数台になった。しかし、肝心の時間が取れないため、小旅行にはなかなか行けそうもない。(/_;)

それまでは部屋のオブジェである。しかし、これらを眺めて悦に入る時間が至福だ。マニアの末期症状。(´∀`)

吉野の輪友はまたもや、某工房にオーダーしたようで、白いスポルティフが完成したようだ。羨ましい。見るとまた自分も作ってしまいそうで、怖い。

(=^・・^=)

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