結局、私のたどり着いた黄金のギア構成とは。
今まで何台も自転車を組んできた。その中でたどり着いた結論がある。そう、ドライブトイレンの構成だ。
何度も言うが、日本は激坂だらけの国。サイクリングルートが縦横無尽に引けるが、恐らく激坂を避けてはルートが少ない。
それで、貧脚の私など、軽いギア比の自転車に乗りたがるのである。市販車はだいたい、ロードの場合、フロントが50x34Tのコンパクトクランクで、リアスプロケが11-28Tあたりか。
しかし、これくらいだと激坂を登りきれない。(/_;)
貧脚の宿命である。それで最近はもっと軽いギア比をということで、リアスプロケを11-32Tとかにしている。これでまあまあ登れるようになるが、まだ、軽いのをと欲が出る。
私は、理想は一対一である。50x34Tのリアスプロケが11-34T。こうすれば、ローアンドローで一対一のローギアが完成する。これ以上軽いギア比の自転車も見かけるが、キャンピング車でもない限りは必要ないと思っている。理由は押して歩く方が楽だし、早いと思うから。
なんだかんだでたどり着いた結論のドライブトレインは、フロントチェンホィールがTAのpro 5visで44x26T、リアスプロケが9速で11-25Tである。これで、ほぼほとんどの激坂を制覇してきた。昔の神田にあったアルプスのクライマーという車種のギア構成である。
フロントも小さく、リアもスプロケがコンパクトで重量面でも有利である。だから、私の場合、ロードバイクもこのようなギア比にしようかな、とか考えてしまう。
今はケルビムロードを極端なヒルクライム仕様にしていて、フロントシングルである。わずか36Tなのでどうしても平地巡航が遅い。ま、のんびりポタリングならいいんだけど、輪友とのライドになるとついていけない。(/_;)
せっかく直付のSTIレバー仕様のアウターカップも着いている。ヘッドチューブ部分にあるため、再び一台くらいデュアルコントロールレバーで組むのもいいかもしれないな、と最近思い始めている。
ただし、8速のクラリスくらいでいいか、と思う。理由はあまりにコンポの値段が馬鹿げているからだ。
一気にシマノのコンポも高くなりすぎてしまい、105やそれ以上のグレードにはしずらいものがある。どうせ私程度のレース経験もない素人が乗るのであるから、たいした高級コンポは要らないのである。それに最近の入門グレードのコンポもなかなかに品質が良いではないか。
一番こだわる理由は、リアは10速までと決めていることである。これは、10速以上になるとリアホィールのおちょこ量が極端になり、スポークの張り具合がいびつになるからである。
真正面からホィールを見て、スプロケ側が極端に引っ張られているのがわかる。張力もかなりのものになるだろう。こういうのは力学的にリムにも当然影響するので、壊れやすくなるかな、と感じている。ま、硬いカーボンでリムハイトが高いとしのげるのかもしれないが、ホィール周辺部が重くなるのはストップアンドゴーが多い道になると不利だ。
それにリムハイトが高いとバルブコアが長くなり、チューブを選ぶのも気に入らない。
えーと、デュアルコントロールレバーを諦めてWレバーのバンド止めとするか。これだとコンポは関係なく部品構成が自由である。
まあ、もう少しこのヒルクライムマシンを活用してあちこち走り回ってから決めようかと思う。
純粋なロードバイクはクロモリで一台組みたい。80年代風のロードレーサーと呼ばれた頃の自転車である。まだ、あの頃のチューブラーリムは係合金のアンブロシオのものが一台分取ってある。
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