昔のワールドパーツカタログのよう。オークションを見ている。

毎日、ヤフオクを見るのが好きだ。キーワードはずばり、”ランドナー”。(´∀`)

これで検索すると、驚くほど部品がヒットする。別に買いたいわけではない。昔、天王寺のトモダサイクルが出していたワールドパーツカタログのような具合で見るのが好きなのだ。

と同時に少年時代を思い出してしまう。あの当時は枕元にワールドパーツカタログを置いて、寝ながら、見るのが日課だった。当時の子供には到底買えないとわかっているフランス部品の高値に驚き、ため息の毎日だったのである。

あれから50年ほども時間が経っただろうか。もう今や、私も物欲もようやく落ち着いてきて、いつも乗っているのはオンボロのクロスバイクもどきくんである。高級なランドナーも持っているが、あまり乗っていない。観賞用となっている状態だ。

というのも、最近は事情により、遠方への自転車旅行というのができないのである。せいぜい紀伊半島内をうろうろするだけである。

だから本格装備のツーリング車というのが必要ない。軽装でも十分旅行できる範囲だ。

それに私は紀伊半島の自然に完全に魅了されていて、よその土地へわざわざ出かけたいという欲求があまりなくなってきた。例外をいえば、しまなみ海道くらいか。

それにしても昔はいろんな面白い部品がいっぱいあったなぁ、と思う。タイヤセーバーとか。これは上ブリッジに止めて使うタイヤの泥落としのもの。Y字カミソリのような格好をしていて、今でもチューブラーホィールに付けたらおしゃれだな、と思う。

それとだるまネジの類。これも輪行用と称して蝶ネジのようなものとかいろんなバリエーションがあったな。絶滅部品の一つ。

今は泥除け付き車で輪行するという人はほぼいなくなった。ランドナー自体、2024年現在完全に絶滅危惧種である。メーカーも発売している車種が少ないし、オーダーすると高い。

定年後のお金と時間に余裕のあるおじさん趣味の自転車だ。若い人は弱虫ペダルの影響で完全にロードバイク一択だ。

週末日帰りで運動がてら乗る、という人がほとんどだと思われ、それはそれでいい。たいそうな自転車は要らない。フラットバーで気軽に乗れるクロスバイクが最適解である。

安価なクロスバイクでいい。私の乗っているクロスバイクもどきは寄せ集めの集大成。余った部品を工夫して付けているが、快調である。

傷だらけなので、タッチアップしまくっている。(´∀`)

エンブレムは剥げ落ちたので、ビニールテープでくっつけた。(´∀`)

チェーンがそろそろ枯れてきたので、油をさしてやりたい。夏場はSPDサンダルでいつも乗っている。涼しくていい。清流に行くとサンダルごしに水に入る。気持ちいい。

昨日のロングライドですっかり勢いづいたおじさんたちは、次は東吉野あたりの清流だな、と思っている。

また、企画を考えますか…。

(=^・・^=) 

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