ここに引っ越してきてもう50年くらいか…。

 月日の経つのは早いものである。この紀の川市に引っ越してきてからもう早50年近くが経った。私が高校入学のときに両親が戸建てを立てて住んでいる。

我が家も例にもれず、ニュータウン内にある。ニュータウンとはもともとは何も人が住んでいなかった土地を造成して、作り出した人工的な街である。

昔は私の部屋から南側が遠く長峰山脈まで見渡せた。眺望は抜群で、貴志川方面もずっと眺められた。それが一気に南側の土地に2階建ての住宅が建ち、眺望はなくなった。(/_;)

しかし、隣の家の屋根越しに見える青空を流れる雲を眺めながら、いつもお気に入りのBrian Enoのアルバムを聴いて和んでいる私なのである。

コロナ前には、近所の班の呼びかけで有志が集まって、BBQなどをやっていたようだ。金妻の影響かw。しかし、今はさっぱりである。

住民の平均年齢も随分上がってしまい、限界ニュータウンとなりつつある。

早朝になるとベランダの屋根下に巣作りしている燕がやたら飛び回り騒がしい。わざわざ遠くまで出かけなくていいよな。ここで。もう十分だ。と時々思うことがある。そう、B.Eno氏の考え方と同じだ。彼もニューヨークかどっかの高層マンションから眺める窓越しの風景に見惚れ、時間の経過を楽しみながら、過ごしたのだ。

思えば、青空を流れる雲の流れは太古の頃より変わっていない。大地は変幻自在に変化してきたが、空はそのままだ。

後1万年もしたらここら一帯はどうなっているのだろう?と時々空想してぼぉーっとしているのである。

イヤーフォンが届いたら、電車に乗って久しぶりに大阪市内へでも出向くか。南港あたりの人工島を散歩して、未来派気取り。(´∀`)

野鳥公園にも行ってみたいな。港大橋はいつも湾岸線を走っていて、お世話になるが、下から見ると素敵だ。

自転車を持っていってもよいが、面倒くさいので、止めておく。

南港ポートタウンで一日遊んだら、帰るかな。ま、気が向いたらだが…。

電車、バスと歩きという自由な徘徊は実に楽しい。これは定年後もずっとやっていきたい趣味だ。

あるときは山間の限界集落の廃校跡とか。またあるときは人工島に浮かぶ高層住宅群とか。

芦屋浜シーサイドタウンもいつか行ってみたい。

というか生まれ故郷の堺市の大浜団地は外せないだろうな。

今頃は湾岸線が通り、埋め立てによって海はずっと沖になったな。

堺市は働いていた時期もあり、非常に親近感を覚える土地だ。特に泉北ニュータウンの人工的な街が好きだ。ここら一帯には、泉北緑道といってニュータウンを囲むように自転車の専用道が通っている。

以前、ここでもレポしたっけ。また、久しぶりに走りに行くか…。軽いポタリング。

堺市役所の高層階へ行ってわざわざもらってきた泉北緑道の案内地図、どこへ行ったっけ?探そうかな。

しかし、地図が複雑で地元民でないとなかなか迷わずに行けないのだよ。ここ。

フラットバーのクロスバイクが好適である。

(=^・・^=)

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