光合成の機能って随分と解明されてきたんだな。

 私は、昔から植物の光合成の神秘性に夢中な人でした。そんな縁で農学部に進んだのでしたが、今でも自転車であちこち山の中に行くと、この木があるおかげで私は酸素を吸っていると思い、感動がこみ上げてくるのです。

実に地球上のほとんどの酸素濃度が今の状態になったのは、太古にストロマトライトの葉緑体が行った光合成のおかげで、地球上に遊離の酸素分子が充満し、今の酸素濃度になるのに約10億年かかったと言われています。

普段、動物は酸素を吸って二酸化炭素を排出していますが、日光が当たる昼間に植物が猛烈に光合成を行っていて、水を分解して酸素を作り出しています。

このメカニズムがわかるのに随分かかったと言われていますが、酸素の放射性同位体を使った実験で決着したのかな、と思います。

昨日、一般向けに非常にわかりやすい明反応のメカニズムで、歪んだ椅子と形容される活性中心の研究が最近発表されたようで、論文を見たのですが、あまりに難解なので、頭の弱い私にはかないません。それで、検索していたら、これに引っかかりました。↓

解明されつつある光合成のメカニズム

 この神秘的な光合成のメカニズムを人工的に再現できれば、太陽光発電への応用などができる夢のエネルギー産生システムが完成するかもしれません。

膨大な太陽エネルギーを活用できれば、未来少年コナンのラオ博士のような人が出てきて、もうエネルギー問題に悩む世の中とはおさらばかもしれませんね。

なんとか輝かしい未来になってほしいもんですな。

ということで、科学が好きなのは昔からで、気になるテーマを見つけると原著論文を探したり、総説を探したりで日が暮れます。

このポタログ…で一番読まれているのが皮肉にも”牟婁病”の記事だったりします。(^^)

上記のようないい記事を探し出すと、pdfでほしい部分だけを選択して保存しています。これが一番いいやり方ですね。ページの端に元のサイトのURLが印刷されるので、オリジナルをたどることが簡単にできますし、出所証明にもなりますから。

これらを全文検索にかけて探すと一瞬で出てきます。

昔はよく新聞記事のスクラップをやっていたのですが、溜まってくると目的の記事を探し出すのに手間がかかってしまい、嫌気がさして止めました。

今は電子的に検索できるのでいいですね。外付けのHDDが2TBあって、その中に手持ちの音楽CDやらこうしたスクラップ記事やらを大量に溜め込んでいるのです。

私の秘かなコレクションですかね。テーマは多岐に渡りますが、好きなのは、光合成とか、恐竜、化石、古代文明などです。

たくさん集まっています。暇なときに発掘して読んでいます。

(=^・・^=)

 


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