【レポ】自走で五條市往復サイクリング。

 連休二日目は見事に晴れた。夏の日差しが戻ってきた。とたんに猛暑である。朝8時に自宅を出発し、東へ向かった。700Cのグラキンでエアーをカンカンにしておいた。注油もした。用意万端である。











下井阪の紀の川の橋を渡るといつもナイトライドでおなじみのサイクリングコースである。夜と昼間とではまるで感覚が違う。夜の方が速度感が高い。飛ばしているように錯覚するのである。昼間は景色がよく見えるため、実際、それほど速くないな、とわかりがっかり。

しかし、私はスローペースで遠距離を走るのが好き。これでいいのだ。

たくさんのローディーに追い抜かれた。みなさん、速い! 学生風の三人組にも抜かれた。名手のあたり。今風のバイクパッキングで荷物を積んでいた。

私の若い頃は4サイドのキャンピング車というのが定番だったな。もう最近はこういうスタイルの若者を見かけないな。時代が流れたのだな、と実感。そう、あれからもう40年も経つのだから…。

相変わらず、ジリジリと焼け付くような日差しがキツイ。頭がぼぉーとしてくる。やはり、夏場のサイクリングはするものではない。と思うものの抜けるような青空を見ていると遠くへ行きたくてしょうがなくなるから、始末が悪い。

やがて、かつらぎ町渋田のセブンに着いた。今日はお昼はコンビニ補給と決めている。こまめに少しずつ食べる。杏仁豆腐とキウイのスムージー、ジャンボフランクを買う。うまい!やっぱ、サイクリング途中に食うと何者にも代えがたくうまい!

一気にクールダウンし、ハンガーノックも回避できた。

さて、行くか。

まだ延々河南道路を行く。もうおなじみのコースゆえ、距離感が丸わかりで、自分のペースが遅いのもあって、到着が何時くらいになるのかな?と焦る気持ちもある。

まあ、せっかく昼間走るのだから、写真でも撮りながらのんびり流しましょう、ということで、ペダルの力を抜く。

ちょっと下り基調になるとペダルを漕ぐのを止める。ジャーとフリーのラチェット音が流れる。でかけにグラキン26Cをカンカンにしてきたので、細かな路面の荒れ模様を拾う。手がしびれる。グローブを久しぶりにしてきたが、効果はあるのだろうか。

ドロップの上を持ったり、横をもったり、下をもったり。ポジションをコロコロ変えて手の疲労を逃がす。

これができるのでドロップハンドルはやはりよくできてますな、と感心する。

長距離にはやはりドロップだよな。ランドナーバーの方が好きかな。

やっと五条市に入った。いつもの五條病院前の吉野ストアで大休止。トイレも済ませ、ドリンクを買い換える。ボトルゲージの半分残った桃の天然水は捨てた。生ぬるくて気持ち悪い。

さて折返しは古民家の密集する五條新町である。旧大和街道の宿場町がそのまま残っている貴重な歴史遺産。ここを通らずして五條を語れるか!ってなもんで、いつも東から入る。

餅屋さんのいつもの定点スポットで記念撮影。愛車をもたせかけ、撮る。

もう一箇所。五新線のアーチ橋をバックに撮る。これ、定番。(゚∀゚)

フェイスブックにも到着記念に流しておく。

さて、帰るとするか…。約50キロ。

炎天下の50キロは萎える。途中、影がほとんどない。

どのルートを行くか。そう、いつもの大和街道でしょ、となるが、その間に真土峠の激坂を避けたい。それで、犬飼から橋を渡り南岸へ。少し南岸を走って、恋野からまた北岸へ戻る。すると真土峠をちょうどカットできる。

これで行く。隅田からは大和街道一本。これで、かつらぎ町の道の駅紀の川万葉の里まで走った。道の駅で休憩して、アイスを食う。脳内クールダウンである。これが効果てきめん。

一気に朦朧としていた意識が回復してきた。トイレも済ませ、いつもナイトライドで走っている国道ルートで打田まで走り、帰還した。

帰って風呂の残り湯を浴び、さっぱりとした。あー、久しぶりのサイクリング。やっぱ、暑熱順化は大事ですぞ。これ、やっておかないと、次回日中、走れませんわ。ホンマ。

(=^・・^=)

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