泥除けを考える。

 自転車の部品の中で必要性を低く見られている一番の部品に泥除けがあると思う。ずばり、晴天時には無用の長物である。(参考:サイクルフィールド2023年3月号)

日本はよく言われるように雨が多い。3日に一度くらいは雨となる。季節によってはほぼ毎日が雨である。

サイクリングという趣味でいうと、わざわざ雨の日に自転車に乗る人はよほどの酔狂な人であると思われるらしい。しかし、サイクリングでも宿泊を兼ねるような連日のサイクリングとなると話は別だ。当然、雨の日に当たることも多くなる。

日程の都合上、どうしても雨の中を走り出さないといけない場面もある。私の場合もそうだった。去年10月の周参見行きは、見事に天候が一日中雨。しかももう宿も予約済みだったため、雨天の中を走った。

このとき、痛感したのであるが、泥除けという部品の威力についてである。フロントの泥除けが一番ありがたかった。見事に水をはねのけ、車体や装備に泥水がかかるのを防いでくれる。

旅行車には絶対に必需品である。で、昨今、マニアの方が泥除けを選ぶとなると、たぶん、日本製の本所になるかと思うのであるが、私は天の邪鬼であって、他のメーカーを探していた。

昔あったブルーメルは今どうなっているのやら、と思ったら、SKSに買収されたのか、そこのブランドとして残っているみたいだ。この新生ブルーメルがいいかな、と思っている。色は黒。

これだ。→ https://amzn.asia/d/363NWTW

プラスチック素材のようだが、その耐久性をテストしたい気持ちもある。これを次車に付けようかとか思う。黒フレームに黒の泥除けでますますいいじゃないか!

輪行の簡便さがあるので、若干改造は必要だろう。ワンタッチで取り付け取り外しができるように工夫したい。後輪を改造することになりそうだ。

松葉ステーというのは実にいい。前に付けていたが、蝶ナットを外すだけですぐ取り外せる。便利だ。だるまは爪楊枝のようなだるまのイモネジを緩めないといけないし、このアーレンキーが紛失しやすい。それにイモネジも転がって溝の蓋の中に落ちるというようなアクシデントがよく起こる。(゚Д゚)

残念なのは、昔のブルーメルの泥除けに付いていた薄い白いフラップがなくなっていること。これがついていれば完璧なのだが、今どきはフラップなんて流行らないのだろうか。

土砂降りの中を走ればわかるが、フラップも必需品である。

こちらは本所あたりから別売りで出ているようだ。

いずれにせよ、次車は一応旅行車になる予定。だから、泥除けは必須である。

このSKSのブルーメルはいいかもしれない。

(=^・・^=)

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