蔵書印のこと。

 我が家もそろそろ両親のお墓の心配をしないといけない歳になってきている。幸い、すでに墓地は確保している。今日はその霊園にて墓石購入の打ち合わせをする予定にしている。午後である。

私はこだわりとしては安価なこと、地震でも倒れにくいプレート状のものがいいか、と思っている。ネットでも探して値段相場を知っておきたい。

ポタリングも今日はお預けで、朝から洗い物、洗濯と済ませたので、後は読書三昧である。(^^)

今日は土曜日で朝日新聞の読書欄が載っている日である。((≧艸≦))ウシシシシ

新聞書評というのは難しいな、と思う。というのも読者は様々な人が想定されるから。ある人は大学教授だったり、パートのおじさんだったり、はたまたサラリーマンだったり、OLだったり…。なので、すべての人に向けた書評ということになるから、硬軟取り混ぜての書評となる。だから、面白くないと批判してはいけないのだと最近思う。

ストライクゾーンが広いので、こういう選書になるのであろう。

ま、だいたい目を通すのであるが、中には買いたい、と思う本もある。しかし、前にも書いた通り、個人で本をたくさん購入すると、やがて床が抜けることになる。本というのは、心理的バリアーが高く、なかなか手放せないのである。

自転車関連の本だけでもかなり溜まっている。これらを手放せるか?と言われるとちょっと無理だ。部品以上に愛着があるから。

それで、最近は、新刊、古書問わず、電子本で出ているものを積極的に購入するということにしている。

電子本は、古書、新刊書という区別がない。定評のある本はすでにどこかで電子化されていることが多いようだ。kindleに入る本の数はしれているので、なるべく定評のあるというか、私自身が感銘を受けた本を手元に置きたいということで、今、慎重に選書している最中である。

再読したいと思う本がそれだ。すでに紙の本でも持っているのであるが、やはり、電子本で再購入したいと思う。検索ができるので、気になる言葉を思いついたら、検索してその頁をすぐ読み出せる。これが非常に便利だ。

愛書家がよくやる蔵書印を押す、という行為。私も真似して以前、蔵書印ならぬ読書印というものをゴム印で作ってもらって、紙切れに押していたことがあった。

イラストや文言を入れられるので、なかなか凝りだすと面白い。こういう印を紙切れに押して、図書館で借りた本に栞として挟んで返却したりしていた。迷惑な話だ。(゚∀゚)

しかし、同じ読書家なら、見て思わずニンマリするだろうか。

読書印に入れる文言はいろいろ考えたな。”四面書架”とか、”書国漫遊”とか…。

これらを入れたイラスト入りの蔵書印を作って押していた。ちょっとした洒落である。

また、蔵書印を作りたいと思うが、本には押そうとは思わない。古書価格がつかない場合があるからと、元所有者の痕跡を気に入らない人もいるだろうから。

しかし、私の手元の古書のいくつかには図書館の蔵書印が押されたものと除籍印を押したものがある。ある石油会社の蔵書印を押したものまである。私は、こうした前の持ち主の匂いが好きだ。線引きが丁寧にされていたりして、勉強されていた形跡がよくわかるものもある。

今は、感光樹脂で簡単にオーダー印が作れる時代なので、安価に蔵書印を請け負ってくれるはんこ屋さんがあるだろうと思う。好きな著作権フリーのイラストを見つけてひとつ作られてはいかがだろうか?

(=^・・^=)

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