今日は天気が悪いようだ。読書に没頭する。

 やっと休みなった。といっても私の場合、パートのおじさんなので、せいぜい3日もいけば、休みとなる。(´Д`)

しかし、休みが待ち遠しかった。というのも例の右肩の違和感がずっと続いていて、五十肩のような鈍痛があるからである。

今日は天気が良ければポタリングでも、とも思ったが、天気は悪いようだ。それで、読みかけの本を片っ端から読み耽ることにする。

今読んでいる、石田ゆうすけ氏の「道の先まで行ってやれ!自転車で飲んで笑って、涙する旅」が面白い。日本一周といってもがちで4サイドバッグつけてのキャンプ行ではない。せいぜい、フロントとサドルバッグの2つをつけて、気に入らない箇所はせっせと輪行でショートカットする。実にいいやり方。

宿は主に民宿とYHである。私とスタイルが似ているので、非常に親近感を持って読んでいるところである。

日本中の美味しいものを求めて放浪する旅の記録が綴られている。面白い!何が何でも日本一周だと走行にばかり気を取られないのがいい。著者は過去に日本一周を体験し、世界一周も達成されているから、余裕があるのである。

しかし、今は日本では旅が楽になったな、と思う。全国的にコンビニが展開されているため、どこでも同じようなものが買えるし、情報もわかる。

昔は、私はよく歩き旅をしていた。映画のロケ地巡りとかを好んでやっていた。四国、岡山、広島あたりをよく徘徊していたな。

最近は、出不精になり、あまり旅行していない。まず、暇がない。後数年の我慢である。

放浪といえば、今発注している古書で清隼一郎氏の「放浪記」がもうすぐ届く。古書で激安の値段だった。(゚Д゚) 清くんは、鉄腕ダッシュで昔、おなじみだったダッシュ村の元祖住人の方。しかし、曲者で、全国へあちこち放浪の旅をしていたらしい。そのときの記録が一冊の本になったわけ。以前はウェブで公開されていたので、読むことができたが、本の発売と同時にサイトは閉じられたようだ。それで、また読みたいと思い、買った。

「137憶年の物語」の方もいよいよフィナーレである。人類の誕生あたりから、加速度的に環境破壊が進行してきて、もういよいよ現代へ突入する間際である。こうして、宇宙の歴史から現在までを概観していると、今の些末な出来事がちっぽけに思えてくる。

しかし、よくよく考えると、人間は太古の狩猟生活の頃は平和に暮らしていたし、数万年もその時代が続いたのに、なぜ、文明を持つようになってから争いばかりになったのだろう?と未だ理解が難しい。それに人間同士の格差の凄さと言ったら!

戦争の無い時代というのが今はほとんどない。悲しい現実である。

もう一冊の「世界の酒」はちょっと古い本で、戦後からまだ間もない頃のヨーロッパの旅行記である。著者の坂口氏は、この戦後間もない頃のヨーロッパを旅して、その時代の雰囲気をよく伝えている。りんご酒とか、ワインばかりだと思っていた私は面食らった。珍しいお酒がたくさん紹介されていて、酒好きの私はのめり込んで読んでいるところである。

ということで、今朝も夢の国に出発することにする。

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