もし、私が最初の一台の自転車を買うのなら、どれを選ぶか?というのを考えてみた。
市販車をみると、どれもいいのがある。まず、クロスバイクがその守備範囲に入るかと思うが、クロスバイクは輪行の際のフォーク抜き輪行ができない。やろうと思えばできるだろうが、フォーク抜きをやるためのヘッド小物が付いていないので、大変である。
アヘッド式のヘッド小物はマイクロアジャスター式のヘッド小物と根本的に発想が違うため、調整方法も当然違う。それで、輪行時にはアヘッド式の場合は基本、前後輪を外しての輪行となる。しかし、これだと例のクロネコのサイクリングヤマト便の梱包サイズに適合しない。
私のように全国に自転車を発送してしまうやり方だと、クロネコが使えないと非常に困る。
私が目を付けているのは、アラヤのフェデラルというランドナーである。これ、実売価格を見ればわかるが7万でお釣りが来る。安い!と思う。
では、詳細を見ていこう。
最近仕様が改定されたとのこと。詳しく見ていくと、なんと!ホィールが26x13/8から、650Bに変更になっている。これは世の流れとしては当然と言える。というのも、今や、13/8という俗に言う650A規格のタイヤはママチャリ用しかなくなってきており、リムも少ない。
逆に650Bはグランボアに代表されるようにリム、タイヤとも潤沢だ。他にもMTBでの流行もあり、豊富に品数がある。
写真で見たところはちょっと判別しにくいが、気になるのが、タイヤの空気圧バルブである。見たところ、英式かな?と思うが、これは是非に仏式に変更して欲しいところである。まず、ポンプで英式に対応してあるコンパクトなポンプがないかもしれない。それに空気が英式だとすぐ抜ける。
まあ、全国の自転車店ですぐに空気入れを借りて入れられるという利点はあるが。(・∀・)
パーツ構成もいいし、私は、この自転車は買いだと思う。
もし、私が、これから自転車を買うなら、これしか無い。何度もいうが、道具は安くないといけないと基本思うようになった。以前は高級な部品を付け、軽量化するのが絶対だと信じていたが、クロネコ利用になり、どうでも良くなった。(^^)
とにかく耐久性である。壊れにくいことが必須条件。クロモリはその点頑丈でいい。
きちんとフォーク抜き輪行に対応しているあたりが心憎い。
この自転車は日本の輪行条件を満たしていると思う。フォークを抜くとかなり小さくなるので、列車内でも気を遣わないで済む。また、クロネコ利用もOKだ。
タイヤが650Bになったところで、すり減ってきたら、より走行性能のいいグランボアのエートル42Bあたりに換装して楽しむのも一興。
いやはや、いい自転車が出たと喜んでいるのであるが、これが、どっこいコロナ禍の全世界での自転車需要の高まりで、なかなか入手難だとのことである。
春になって本格的なサイクリング、自転車通勤の季節到来になり、ますます、手に入りにくくなっているようだ。
これからサイクリングを始めたいと言う方、この自転車、フェデラルは買いですよ!
(=^・・^=)