書評を読むのが昔から好きですが…。

書評。そう、毎月刊行される新刊書の紹介文である。
一番、手頃なのは、新聞書評だろう。うちの場合は、朝日新聞なので、通常は日曜に読書欄という形で書評が書かれている。毎週、この欄を読むのが習慣である。中身は、硬軟取り混ぜてあり、なかなか読ませる内容である。

人は、一般的に文系VS理系という対立形式になっていて、大学進学を決める頃より、先生からこういう話を聞かされ、世の中はなんとおもしろいものだ、と当時思ったものだ。その人が文系か、理系か、なんてくだらない分類法である。

電車に乗るのに前に行くか、後ろに行くかの違いとなんら変わらないw。(・∀・)

私は、一応農学部という学部の出身だが、あらゆるジャンルの本を読む。個人的には、ノンフィクションが好きで、かなりの数を読んできた。なぜか、というと人間というもの自身が究極的におもしろいのであり、昔から人間の活動記録を読んでいると、Σ(・∀・|||)ゲッ!!となるものが多い。世の中に変人という人が相当数いるという事実に驚くw。

20世紀から急激に人間活動が広がり始め、その辺の話を書いたものも面白い。ま、過去からたどると、中世の悪魔信仰と魔女狩りとか、ロシア革命時の混乱期のもの、戦後、アメリカが世界国家へと躍進していく過程など…。科学分野では、まずは、ソ連とアメリカの宇宙開発競争である。最終的にアポロ計画でアメリカが月への有人飛行を成し遂げ、先鞭をつけるのであるが…。

基本的に人間が活版技術を手に入れ、本というものが大量に出回るようになるまで、こうした内容は伝搬という形で隣人に語られていたもので、マルコポーロの東方見聞録がいい例だが、ああいう形で出版されて初めて、世間の人はほぉー、となるのである。

同時に忘れてはならないのが、今を生きる術。中でも注目はIT分野の発展史である。政治も生活もこの科学技術の発展史を抜きには今後絶対に語れない。iPhoneやブログの発明など、今後もこの分野は現在進行形で発展していて、民主主義などにかなりのインパクトを与えると思うので要注目である。

というわけで、21世紀になったけど、相変わらず、世界的に過去、類を観ないほどに今という時代はエキサイティングな時代であり、毎日、何が起るかわからない非常にワクワクする状態だといえる。

だから、膨大な出版点数がある今の出版事情を考えると、オイラなど、もうこの先たったの30年ほどでおさらばせねばならないのであるから、とても毎月のおもしろい新刊をすべて読了することなど不可能なのである。だから、旨味食いと言えば行儀が悪いが、書評を横断的に読んで、毎日楽しんでおるわけだ。それで、琴線に引っかかった本は図書館で借りるなり、リクエストするなりになると…。

書評というものは、ありがたいことにあちこちに無料でありながら、すぐれた内容のものも多数ある。中には実にくだらない、読むに値しないものもあるから、読んでいて、しょうもない、と思えばすぐにリンクをたどって次に飛べばイイ。読む価値のないものは時間の無駄だ。

インターネットは空っぽの洞窟だとのたまった人が居たが、間違いである。使う人の心がけ次第では途方も無い宝の山である。ヤフーで日本語検索ばかりしている人は英語での検索をgoogleあたりで試してみられるとよい。言語でこんなにもヒット数が違うのか!と愕然となると思う。

オイラは、気になる科学文献とか、自転車の部品などを英語で検索してみたりするわけだが、世界規模で探すと必ず見つかる! ない、というのがまずない。すごいもんだ。

あまりにボヤいてしまったので、
今日はこの辺でw…。
(=^・・^=)

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