【レポ】ツールド紀伊の伊勢路を走りました…。



↑毎度のJR新宮駅。ここの駅横の駐車場に車をデポしました。ここから紀伊長島を目指します。

↑まずは一つ目のスタンプ箇所。熊野速玉大社。ここの手前でもうGPSでエリアでした。まず、一つ目ゲット。しかし、厳密には、このスタンプ箇所は熊野のエリアになり、伊勢路ではありません。伊勢路だけだと合計5個になります。ま、ここまで来たら当然ゲットですよね! (^^ゞ

↑紀宝バイパスを走ると、やがて太平洋がバーンと、目の前に…。

↑R42号線を北上中。台風が来ているなんて波を見ないとわからないくらい穏やか。JR紀勢線と平行しております。帰りはこれを利用して新宮駅に戻る予定なのです。車窓風景が絶景で、文句なし!

↑(∀`*ゞ)エヘヘ、着きましたよ。道の駅。ここ、本物のウミガメが水槽に泳いでいるんだけど、どうか可哀想だから、早く放流してやって。オ・ネ・ガ・イ。

↑台風18号接近に伴い、海上は大しけ状態。サーファーはたまらんでしょうなw。

↑道の駅七里御浜。隣の駅は阿田和駅。ここも便利なので、よく車をデポしてますw。(^^)

↑また来ちゃった。花の窟神社。この岩がご神体ですな。

↑花の窟も世界遺産登録と同時に観光化されてしまって、ちょっと残念。

↑続いて熊野市手前の獅子岩ですな。ほんとに獅子に似ているなぁー。でも風化して鼻が折れたらどうするんだろう…? (・∀・)

↑向こうに見えるは鬼ヶ城です。もうまたスタンプポイントだなw…。

↑で、鬼ヶ城に到着と…。結構、昔に比べると駐車場やら道路やら整備されていて、世界遺産の影響を感じさせますな。ここ、遊歩道を歩くと豪快な太平洋の奇岩が見れて、楽しいんですが、今回はパス。昔歩いたし…。無事にスタンプもゲット!

↑今回のコースは、楽しいっていう一般人のサイクリングは大泊までなんですよ。実はw。ここから先は、地獄の峠越えの連続でして、結構、健脚じゃないと乗って行けないでしょうね。10%くらいの激坂がずっと何キロも続く、恐ろしい区間です。ブルベでも相当、きついらしいです。恐るべし、尾鷲のリアス式海岸。佐田坂って言うんだって。

↑ポクポクと1対1のローギアで登り上げ、佐田坂頂上のトンネルに到達。このトンネルも短くあっけなく出ました。出たところがR169で、吉野方面へのルートとなります。このルートもいつか走り抜けたいです。

↑地獄のという形容がまさしくふさわしい矢ノ川峠(やのことうげ)です。昔は、木炭バスで九十九折の旧道を延々頂上まで登り、尾鷲を経て名古屋の方へ行っていたのだとか…。頂上には昔、茶店があって、いろいろ賑があったそうですな。旧道はもちろん、今は廃道となっていて一部好事家が走りに行っているようですが、押しや担ぎはもちろんのことだそうです。綿貫益弘著、「四万十丹波」にあったっけ? 読んでいると旅情をそそられます。また、再読することにします。orz 

↑つぎのスタンプ箇所は尾鷲です。これ、実際は国道からかなり離れていて、こういう寄り道もこのスタンプラリーの楽しいところかもしれません。熊野古道センターっていうんだって。知らんかったー! 尾鷲の市街が見渡せる大曽根浦の方の高台にありました。あれに見えるは火力発電所。昔、敦賀の飯場でいっしょに働いてたオヤジがここの建設に携わったとかで、ずいぶん、毎晩のように酒のついでにその話を延々とw…。懐かしいなー。(・∀・)

↑熊野古道センターです。立派だけど、人がいない! (・∀・)辺鄙な場所だけに知名度に問題ありかも。

↑熊野古道センター前の芝生。犬を連れてきてフリスビーキャッチをしている人が居ました。

↑そして尾鷲とくりゃ、当然、いつもの駅前ことぶき食堂ですよ。この日もオヤジは健在でした。お刺身定食を所望。すると、本日はカツオのいいのがあるから、とオヤジ、バイクでいつものように漁協へ仕入れに行きました。ものすごい量でお腹パンパン。あー、新鮮な刺し身が堪えられません。毎回、ここへ来るとかなり長居してしまいます。本日もお客はオイラ1人。到着が12時だったのに、店を出たのが14時ってw…。(・∀・)

↑ことぶき食堂ののれん。

↑で、これがこの日食った、お刺身定食。1200円。しかし、このカツオの刺身が捕れたて新鮮で旨いのなんの! それに物凄い量でして、ご飯、冷奴、お刺身ともうお腹はち切れそうです。極上の新鮮刺身を頂いて、もう幸せの絶頂に尾鷲市を後にしたのでした。いっしょにオイラと走って、この店に寄りたいと希望の方がおられるが、オヤジ、もう70も越えて歳なので、そろそろ店をたたみたいんだってw。(・∀・)

↑ことぶき食堂にて、名物オヤジと。なぜか片腕がもげたベットウ監督の像がアヤシイw…。(・∀・) おやじさんはサボテンが増えてきたので、誰かに譲りたいんだそうな。かなりデカイですなw。ベンチにはおしながきが置いてあって、なんかユニークなお店。この日もたっぷり2時間地元の話やなんやかや話し込んでましたw。

↑尾鷲からは1時間半ほどで到着の紀伊長島の道の駅。これで最後のスタンプ箇所となります。やったー! 初めて見る、エリア制覇のスタンプが登場! 俄然、燃えますな。次はどのエリアを制覇するか…。> おまえかぁー! 次々とエリアを独りで制覇しているのはぁー、と過去北斗の拳か何かでセリフを聴いたようなw…。(・∀・)  

↑あー、楽しかった。食って、走って、スタンプゲットして…。紀伊長島駅にてゴール。しかし、祝杯の缶酎ハイはなし。だって、新宮から車だもん。(^^) 16:35分発の新宮行きを逃したら、次が18時台ってw…。これに乗るために駅前で必死にバラし袋詰。もう慣れたもんで10分ほどでケリを付けました。

↑しかし、長らく、有名なナガシマスパーランドはここかいな、と思ってましたら、全然違うんだよ。これが、本家は名古屋だったw。(・∀・) 昔は、待ってる間に駅弁などを選んで買って、車中で風景見ながら、のんびりと食う、というのが常套手段でしたが、今は、めったに駅弁がない! 非常に寂しいのでありました。
 ●この日のコースです。↓


2014.10.04 土。晴のち曇

予告していた通り、車に自転車を積んで自宅を4時に出て、新宮駅に8時半頃到着しました。駅前駐車場に車をデポ。1日700円はリーズナブル。これからもよく利用しそうです。駅横の駐車場はホントに便利。列車輪行で戻ってすぐ、車に積み込めるから。二度バラしなくて済みますからね。(^^)

さて、ようやく組み上がり、9時頃、新宮駅を出ます。まずは、熊野速玉大社です。ここからすぐです。熊野大橋の手前を左に入ると社が見えます。恐る恐る近寄り、まずは、スタンプのゲット準備。GPSを調整して、スタンプボタンをタップしますと、たちまち、ゲット!って表示が出ましたー!! (^^ゞ

履歴を見ますと、日時がきちんと記録されていて、大丈夫みたいです。
よっしゃ、次行こう、となり、熊野大橋を渡ります。今回は、スタンプ収集が何より目的なので、観光はあまりしません。それにこのへんは過去何度も来ていて熟知してますからw…。

紀宝バイパスってのができてまもないため、非常に快適です。途中、新設されたばかりのコンビニに立ち寄り、まず、補給食をゲット。トイレも済ませ、道の駅ウミガメ公園を目指します。ここは、 ウミガメが実際に水槽内に泳いでいて、見れますが、実際、大海原を生息域とする生物にとっては好ましくありません。早く、海へ返してあげて欲しいと切に願います。

オイラが行った時間では早すぎて、まだ水槽見学はできませんでした。が、見ると、ますます哀れに見えるので、オイラは好きではありません。

さて、次は、道の駅七里御浜。阿田和駅と隣合わせというのがイイ。ここもよく車をデポしますな。ここも隣のオークワがまだ開店時間前。スタンプゲットしてすぐ出発。それにしても七里御浜に打ち寄せる太平洋の波が台風の影響ですごい迫力です。

もうすぐ行くと花の窟。ここもなぁー。('A`) 世界遺産登録前に行ったときには、地元のおばちゃんがスイカを切ってごちそうしてくれて、枯れた感じの東屋でいただいたのでしたが、今は、観光基地となっていて、呼び込みのお姉さんの怒号が飛び交う、風情もなにもあったもんじゃない。ご神体だけ撮影して、すぐ出発です。ま、神話の内容は面白いし、中上健次の小説にもよく登場するしで、中上ファンとしてはココとか有馬は絶対に外せないスポットなのでした。

ちょっと行くと、熊野市青年の家があります。YHです。昔止まったけど、気さくなペアレントさんでした。バイク旅のお兄さんと二人でしたな。夕食提供がない、とかで歩いて近所のコンビニへ酒と食事を買いにいったっけ。懐かしいですな。で、翌朝、起きて、鬼ヶ城を散歩して、汽車に乗って、松阪方面へ行ったのでした。

おっと脱線しましたな。すぐ目の前に獅子岩です。太平洋に向かって吠えるその容姿はカッコええ。朝焼けなんかをバックに撮影するとさらにグッドかと…。

さ、トンネルを抜けると鬼ヶ城。観光化されてます。バスからぞくぞくと中高年の奥様たちがトイレに向かってます。鬼ヶ城を見て、次行かれるようですな。おみやげ屋もずいぶんと立派になったもんだな。

土地の名前は大泊というみたい。きれいな海水浴場があります。ここからは新鹿、三木里ときれいなビーチがいっぱいあって、夏は逗留したい土地です。そして、海の家に腰掛けて、焼きそばなどをつつきつつ、また、海に漂うと…。昔は、一夏に一回は必ず行ってます。オイラのプライベートビーチなんです。ここら。

さて、次々回想しておりますと、目の前には、地獄が迫ってました。そう、尾鷲に向かいここからリアス式海岸となるのです。地形は急峻で、山から海へそのままドボン、って地形。海岸沿いの311ルートはその昔NC誌の今井編集長の紀行でも有名になりましたが、ま、坂また坂の連続で、旧道は風情はあるものの、しんどいコースでした。一方、今日走ります国道42号(旧道と言えばいいのか…)は、佐田坂と言って、矢ノ川峠に至る地獄の激坂でして、キツイわ、長いわのワンツーフィニッシュです。ま、押し歩きせず、登っていきたいのが、ツーリストたるものですが、無理はいけませんし、歩くこともよしです。ま、のんびり行きましょう。何事も焦っても人生は短いのですからw…。

ということで、ほとんどの車は尾鷲バイパスと言って長大トンネルを抜いてしまって、今ではほんの20分ほどで尾鷲に着いてしまうそうです。実際そうでした。そのお陰で旧道には滅多に車が来なくなりました。自転車天国です。以前は危なくて、とても走れたもんじゃない、酷道でした。それが、今は、鳥のさえずりも堪能できる絶好のツーリングルートとなりました。また、快走車で走りにきたいですな。

矢ノ川峠付近は雨が多いのか、苔が道の両側にびっしりでして、ビロードの様な感じ。苔むした山の匂いがひんやりとやってきて、涼感があり、いいコースです。いい加減、疲れたので、道の脇の適度な日陰でランドナーをもたせかけ、休憩。野性の気配を感じます。きっと猿か何かがじっとこちらを観察しているようです。

何台かのローディーと出会います。お互い挨拶します。みなさん、飛ばしてますな。

そして、尾鷲にはたったの10分で頂上から下ってしまいました。風というのがぴったりの雰囲気でドロップバーの下を握り、車体を左右に絶妙に傾けて体重移動し、コーナーを次々下っていきます。爽快感サイコーでした。

尾鷲に着いたら、まずiPhoneにて、熊野古道センターの場所をチェック。すぐ見つかり、そこまで移動。結構離れてますな。そして、スタンプゲット。かなり埋まってきましたよ。

さて、あの名物オヤジに会いに行くかw…。尾鷲駅前にはすぐ到着。のれんをくぐると居ました。挨拶すると、向こうも思い出したのか、注文前から、もうヒートアップ。今日は、何が美味しいか、聞くと、カツオかトンボシビやな、というので、おまかせでお刺身定食とします。ここの刺し身の量は半端じゃ無いですよ。もうそれだけで満腹に近くなるので、そうとうお腹減っていないとヤバイです。今日は、もう矢の川峠を超えてきて、お腹ペコペコだったため、完食です。その後、延々2時間、二人は化石や枯木について、語り合い、私の自転車道楽の話やらで楽しいひと時を過ごし、店を出て、最終目的地の紀伊長島を目指します。もう後は海の近くを通ったり、山の中になったりの繰り返し。難なく15時半に道の駅まんぼうに到着。さて、スタンプはと…。キョロキョロ。反応あり! ゲット。

やったー、ついに伊勢路エリアを完全制覇! このエリア登録のスタンプが達成感を煽ります。ふぅー、それにしても次の電車まで時間がないぞ、急がないと…。紀伊長島駅に着くなり、バラシにかかり、袋詰完了。ホームベンチにて、紀伊長島という町をよーく観察。そういや、ここら、数年前の豪雨被害で長らく鉄橋が流出し、紀勢線が不通になってたっけ…?

18:44に新宮駅に無事帰還。十津川街道へ帰る前に最後の新宮市内のローソンで弁当を買い、夕食代わりに食いました。あー、満腹。幸せじゃー。しかし、左膝に違和感があるのが気になるな…。しばらくロングは控えるかw…。(・∀・)
というわけで、コースと距離は地図を参考にしてちょ。
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