新宮という町について。

 私は、和歌山県をこよなく愛しております。若者には全然人気がなくて、高校を卒業後、県内の若者はこぞって都会へ出ていってしまうのが、悲しいところです。

しかし、海、山、川と揃ったアウトドア天国の和歌山県が私は大好き!

(*・ε・*)チュッ

それで、一番移住したい土地は?って聞かれると悩みますが、南方熊楠の居住した田辺市もいいのですが、一番、住みたいかな?と思うのは新宮市かな?

私は、本が好きで好きでよく読むのですが、新宮という町は文豪がよく生まれているのですね。先程、青空文庫を覗いていて、佐藤春夫の著作を例のブラウザ拡大モードで読んでいたのであります。( *^皿^)ウシシシシ

佐藤春夫といえば、小説、戯曲、詩など多作で多才な人だったようです。一度、新宮市の駅前ビジホに泊まり込み、翌日、駅リンくんなるレンタサイクルを借りて、新宮市内を観光しましたっけ。

そういや、新宮にはあの永遠の命の源を探しに中国から日本にやってきたという伝説の徐福神社もあるんですな。徐福の精とかいうドリンクを飲みましたが、独特の味でした。

その後、丹鶴城とか、浮島の森などを見学後、立ち寄ったのが佐藤春夫記念館でした。僅かな入館料を払い、中を見学しました。洋風で二階にお風呂があったのにはびっくりでしたな。

ああいうモダンな家に住みたいなー、とあこがれを持ったものでした。

その後も新宮市内をうろうろし、帰路に付きました。

新宮といえば、もう一人、文学上外せない人がいますな。そう、中上健次です。岬、枯木灘、地の果て 至上の時と続く作品群は全部読みました。

彼の野性的な文体が好きで好きで、方言さえもかっこええなーと思ったものです。中上健次のお墓は新宮市にあって、お墓を見にも行きましたな。

作品のひとつ、「日輪の翼」は、本木雅弘が主役で映像化されましたね。確かNHKだったと思うがもう一度再放送してくれないかなぁ。

「鳳仙花」も良かった。

とにかく中上作品群はたくさん読みました。そうだ!kindleでまた探そうっと。

新宮。いい街ですね。ゴトビキ岩の下から眺める新宮市内の眺めは特に圧巻でした。

(=^・・^=)

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