リタイア後のこと…。

 私は、現在パートのおじさん。毎日というか各日?楽しく働いている。職場の雰囲気もよく、不平不満もない。(^^)

しかし、最近、リタイア後の生活をときどき想像している自分がいる。私の年代、1965年生まれの者にとっては恐らくだが、まともに年金が支給されだすのが、良くて65歳から、運悪ければ70歳支給開始となるかと思う。で、自分がいつまで働くのか?ということを最近しきりに考えるようになったのである。

というのも以前も書いたかと思うが、人間、生きられるというか健康寿命というのは決まっていて、80歳まで元気でいるだろう、なんて予測する人が多いと思うが、私のような介護の仕事をしていると、見事にその予想を裏切られ、病魔に苦しみ、あっという間に認知症寝たきりとなって亡くなっていく人をたくさん見かけるようになる。_| ̄|○ガーン…

なので、持論だが、できるだけ年金は早くもらう方がいい、と私は思うわけだ。

お金がいくらあっても健康で自由に動けないのであれば、意味がない!

自分の寿命というのものをシビアに予測するのであるが、私は現在57歳で、普通なら企業は定年60歳だったのであるが、うちの会社に限って言えば、自己申告であって、会社からもう定年って言われることはほぼないと思う。(^^)

現にパートであれば、以前は70歳代の方もいっしょに仕事をしていたっけ。

しかし、その方はあっけなく病魔に襲われ、昨年享年72歳で亡くなった。

山登りの好きな実に活発な方だったが、昨年あたりは入退院の繰り返しであっけなかった。

こういう事例を見ると、ますます、元気なうちにやりたいことをしっかりやっておくべき、という思いを強くした次第である。

で、おまえは何をやりたいのか?

と聞かれると思うが、まず、読書である。好きな本を好きなだけ死ぬほど読みたい。後残りは好きな土地に行って、しばらく短期に滞在し、そこで生活をしてみたい。

今はインターネットというのが全世界に普及していて、よほどの未開地に行かない限りはネットが不通ということはないと思う。

強烈な体験だったのが、今から15年も前になるが、東京での単身ウィークリーマンションでの三ヶ月間の生活だった。あの夢のような三ヶ月。新緑の季節で風を切りながら、職場まで自転車通勤。最高である。

知らない土地で最短ルートを探りながらの半ばポタリング気分のようなご機嫌な通勤。着けば着いたで、楽しい職場。

もう何から何まで夢のような三ヶ月間だったな…。( ゚д゚ )ポカーン

その時感じたのであるが、短期滞在というスタイルが実に素晴らしいのである。旅行は一瞬でその土地を離れてしまい、馴染みもなにもない。瞬間だけ味わえる旅行気分であるが、短期滞在はわけが違う。地元のスーパーなどで食材を買い、食べる。インターネットで地元のお買い得情報を仕入れ、向かう。

レジの店員さんも次第に顔を覚えるし、これは新鮮だ。

こういう習性が身についたのも、幼い頃より父が転勤族だったからかもしれない。実に高校まで数回の転勤を経験済み。

昔はいじめも陰湿ではなかったので、平気だった。

さて、話を元に戻すと、私はリタイアを65歳と決めている。66歳からは年金をもらいたいと願っている。なぜかはもう書いた。そう、元気な時代を少しでも残しておきたいからである。

体力がないと趣味も何も楽しめない。実際、先日、周参見〜串本までライドしたわけであるが、バテバテで景色を楽しむ余裕もない。本当にしんどかった。

年齢を嫌というほどに実感したわけである。

で、65歳になると、恐らくだが、両親はもう他界しているだろうと思われる。他界しておれば、時間をすべて自分のために使えるわけだ。

孤独ということが中高年で問題視されているが、孤独というものを私はポジティブに捉えている。もともと旅行もソロばかりだし、孤独というものに対して恐怖心や嫌悪はない。

かといって、カップルもいいと思う。要するになるようになったらいい。

で、行きたい土地は、まず、懐かしい故郷の串本かな?一ヶ月くらい滞在して、夢のような幼い頃の記憶を自転車で回って回想したいと思う。

次はしまなみ海道の尾道あたりに滞在したい。最低でも一ヶ月からウィークリーマンションは借りられるので、家具付き物件を借りれば、着の身着のままで生活できる。自転車は輪行袋に詰めて持っていけばいい。

車は邪魔なので置いておく。

こういう渡り鳥的老後生活をエンジョイしたいな、とずっと思っている。これが私の夢だ。滞在先の図書館というのも魅力である。地元の郷土史が読めるから。(・∀・)

ま、今はkindleとノートPCさえ持っていけば、たいていの賃貸物件にはインターネットのwifiが付属しているので、不自由はない。

こんな具合で私は俗に●●一周とかの旅には興味ないのである。狙ったスポットに一ヶ月とか滞在してじっくりディープにその地方を味わいたい、のである。

日本という国も地方へ行けば驚くほど事情が違うものだ。走り走りの旅行ではなかなか味わえない旅情、異国情緒というものをもっと知りたいと思う。

そうしてこういう体験をブログに載せたいと思うわけである。

以上、のんき曰く…。早朝の夢でした。

(=^・・^=)

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