スキップしてメイン コンテンツに移動

【レポ】周参見〜串本、古座街道自転車旅行

周参見駅前のすさみ食堂にて。名物のさんま寿司を食べました。美味!忘れられない味でした。

あいにくの雨に煙るすさみ食堂。

すさみ食堂入口です。

雫の滝へ向かう途中の道。どこまでも雨…。(T_T)

壁面に苔がびっしりと。相当雨が降るんですな。

雫の滝にて相棒と愛車の写真。左が相棒の東叡。右が私の黄色たいやくん。

佐本手前までやってきたよ。まだ、この先、激坂が続きます。

獅子目トンネル手前にて。相棒のF氏。

あまりに降ってきたので、ポンチョを脱いだり着たり、忙しい。着ると蒸れるし。うーん、難しいですね。

金木犀の花がびっしりと開花しておりました。いい匂いが立ち込めておりました。

村の集会場のようなところがあったので、軒先を借りて雨宿り。

民宿に到着して、風呂入って、楽しみの晩御飯です。

屋根付きの場所を貸してくださいました。助かりました。

目の前が滝の拝というロケーション。最高です。

うなぎ丼もやっているみたい。要予約とか。

霧が晴れてきました。どうやら天気回復か?

川の清流の音が聞こえています。

おろし金のような川底の滝の拝。

これが滝の拝です。ここに鮎が集まるらしいです。
後ろに見えているのが、泊まった宿ですな。



虫食い岩へ向かう途中、相棒の後輪に異変が!スローパンクのようで、チューブ交換中です。

虫食い岩です。

虫食い岩は今は道の駅になってました。


こちらは、橋杭岩です。


2022.10.17-18 雨〜曇り

予定通り、輪友のF氏といっしょに周参見から古座街道を自転車で走り、滝の拝の民宿やまびこに泊まって、翌朝、串本へ走ってきた。

初日は予報通りの雨。それも夕方にかけて土砂降りとなり、二人共ポンチョを着てのてるてる坊主姿で宿に参上、というありさま。

まず、周参見に車をデポし、そこから行きたかったすさみ食堂へ入店。まっさきにさんま寿司を注文。このうまいのなんの!って。大満足の二人はしばらく店内で自転車談義。すると、列車待ちの乗客が一人来て、さんま寿司をお土産にしたいとのことで、急いでご購入。

私らは、車に戻り、空を眺めてため息混じり。こりゃ、降ってくるな、と…。ポツリ。

見ている間に空が泣き出し、やがて本降りとなる。覚悟を決めて、ポンチョをひっかぶり、走行開始。県道38号はもう慣れた道。風景もすべて私の頭の中にインプット済み。のっけかからの曲利大橋への急坂が効いてくる。足にくる。ポンチョをひっかぶっていると、みるみる内側が蒸れてきて濡れてくる。極めて不快。しかし、まだ、フル装備の雨具に比べれば、下が開いているため、ましである。

それとフロントバッグをすっぽりと覆うってくれるので、ありがたい。着替えを濡らしてしまってはもうアウトだから。

登ったり下ったりでやっとこさで雫の滝へ到着。しかし、流石に今日は雨で滑るしで危険なため、滝壺には降りず、看板近くで記念写真を撮って終わり。また次回。

ここから佐本まで緩やかな上りである。ときどきダウンヒルもある。乗っていけるレベル。

今日は雨で冷えるためか、やたらと尿意を催す。佐本の公衆トイレに駆け込む。相棒ははるか先に行ってしまった。たぶん、この先、七川ダム手前の激坂で殺られていることだろう。

用を済ませて追いかける。ダウンヒルでポンチョがパタパタと波打つ。魔女がほうきに乗って飛んでいるようだ。(゚∀゚)

やがて、佐本深谷に着く。ここから激坂が始まる。有る意味、ピークの獅子目峠より、こちらの上りのほうが足にくる。攣りそうになりながら、とうとう降参。相棒と話をしながら、しょぼ降る雨の中をポクポクと押していく。押し歩くために今日はフラットペダルに換装してきた。断然歩きやすい。自称激坂押し歩き会会長としては満足である。相棒も押し歩きに抵抗はなく、二人して頂上に到着。

トンネルを抜けると一気に七川ダムである。最初の集落に自販機があったので、さっそくぶどうジュースを飲む。相棒は微糖である。

これが火照った身体に染み渡る。うまい!

しばらく二人のてるてる坊主は自転車談義に花が咲き、一向に進まない。さて、そろそろ行くか…。

やがて、今津大橋である。七川はあらゆる方向に道が抜けていて、面白いルートがたくさん取れるのであるが、たいていは工事中であって、通れるルートは数少ない。

私らは本日、滝の拝まで行くため、まだ、これでもやっと全行程の半分来たくらいである。安心はできない。空は相変わらず泣いている。

その後、ダウンヒルをポンチョをパタパタさせながら、道の駅一枚岩に到着。ここでコーヒーを頼む。眼の前に大きなモノリスのような一枚岩がそびえている。ここは特等席。オススメである。今日は平日で客が誰もいない。相棒と二人、コーヒーを所望し、しばし休憩。

相棒、外をチラチラ見ている。どうも挙動不審な人影があるようで、気が気ではない。外へ出て、土砂降りの中、ラックにワイヤー錠でくくりつけ、どうにか、相棒の東叡を守った。

相棒、安心したのか、コーヒを飲み干し、トイレに消える。私も尿意が限界に近いので、勘定もそっちのけで外のトイレに駆け込む。

相棒出てきて、勘定お願い!って店員に言われたでぇーだって。(゚∀゚)

ごめんやでぇー。

相棒にコーヒ代を支払い、今宵の宿へ向かう。

滝の拝へは明神橋をまっすぐであった。しかし、この頃から日暮れてきて、真っ暗になってきた。やばい。

まだ、土砂降りは続く。相棒も無口になってくる。疲労がピークにきているようだ。

先導し、先の分岐で待つ。道の駅滝の拝太郎だとか。あれ、行き止まりか?今宵のやどはすぐそこのはずだがな…。

人に聞くか、と言っても周囲に人影もなし。

LEDライトを光らせ、スマホでグーグルマップを開く。どうにか電波が届いているようだ。

すぐ近くに発見!あー、よかった。

二人して、今宵の宿、やまびこに倒れ込む。若女将が心配して出迎えてくれた。ありがたいことに自転車でこの雨の中をやってくる、ということで、お風呂を先に沸かしてくれていた。

洗濯物を放り込み、お風呂へ向かう。なんと!薪風呂である。木の焼けるいい匂いがしている。昔の農家のような雰囲気で、相棒共々おお喜び。

お風呂の後は料理である。お腹いっぱいになり、二人して乾杯し、翌朝を迎える。

翌朝、かすかに霧がかかり、幻想的な小川の風景である。川底はおろし金のような模様の印象的な滝の拝である。

うなぎの大きな上りがはためていている。もたせかけた二台のランドナーを点検しておく。問題ないようだ。あちこち泥だらけ。また、帰ってからのメンテが思いやられるが、走りきった達成感で至福のひとときである。

朝ご飯をいただき、会計を済ませて、串本へ向かう。なんでも噂によると東京の輪友S氏が勝浦までやってきているのだとか。それで、メッセージを送り、串本駅で落ち合うことになった。初対面であるが、思わぬサプライズができてよかった。それで、当初の予定の大島行きは止め。S氏を特急くろしおに見送り、私らもサイクルトレインで13時4分、車中の人となった。相棒F氏は早くもこくりこくりと夢の中であった…。

以上、激坂押し歩き会会長より。

(=^・・^=)

コメント

このブログの人気の投稿

ニューサイクリング誌なきあと…。

ニューサイクリングという雑誌を若かりし頃熱心に愛読していた。定期購読していて、毎号自宅に届くのを楽しみにしていたものである。その頃のNC誌には、活気があって、表紙なども実に旅情をそそる凝った写真であった。 中身は、ツーリング記事が中心で、林道の特集なども毎号シリーズ化されており、マニアにはよだれの出るような内容であった。自転車雑誌というよりは、山岳雑誌に似た雰囲気でもあり、山もやる人はすんなりと自転車の世界にも入れるような感じであった。 今年に入って、しばらくHPがリンク切れになってるな、と思ってたら、案の定廃刊となっていたようだ。そろそろまた、定期購読を開始しようかな、とか考えていたからショックは大きい。 しかし、NC誌の志はしっかりと引き継がれ、サイクルフィールドなる小冊子になって継続されているようだ。さっそくオオマエジムショさんのHP最後部のリンクからダウンロードして、PDFのその小冊子に目を通した。うん、マニアならおもしろがる内容で、他の自転車雑誌のようなレーサー中心思考でもなく、自転車旅行を愛する人なら思わずニヤリである。 いつも楽しみにしていた長谷川自転車商会さんの例のイラスト広告もしっかり残っている。浅麓堂さんの広告もここで見ることができる。 そのNC誌に長らく紀行文を寄稿されていた綿貫益弘氏の著書を今、読んでいる。「四万十・丹波」、麹町出版、1994 この本には、およそ、自転車旅行というものがどういうものかが網羅されている。最近、自転車を始めたが、自転車であちこちと旅行したいなー、と考えている人は一度読まれるとよい。最近、私も休暇を取れなく、自転車旅行から遠ざかっているが、この本を読むと、脳内を刺激され、一気に旅情ムードとなる。その詩的世界にどっぷりとハマって雨の一日を読み耽っていたわけだ。他には、同じ人の著書で、「まとまらない話」って本も持っている。どちらも今では稀覯本である。最後の一冊、「津軽から江差へ」がどうしても探求書リストに入ったままで未だ、手に入らない。見かけても法外な古書価格に圧倒され、手が出ないのである。 この本を読んでいると、自分が行った先の旅行を思い出し、夢想していた。思えば、極寒の2月、四国は四万十市、昔は中村市と言ったっけ。そこの某クロネコセンター前に佇み、愛車を袋から引っ張りだして、わっぱをはめて、...

結局、最強のカンチブレーキはシマノのBR-CX50だ!

 すっかり廃番になったものとばかり思っていたシマノのカンチブレーキで105グレードのものである。型番を BR-CX50 という。今も黄色タイヤのランドナーに付けている。私は、これのシューをロード用の舟に替えてシューをクールストップのサーモンに変更している。 よく効いて何よりもアーチワイヤーを開放しやすい。 これが輪行するときに一番楽である。スプリングをフックからすぐ外せるのがイイ。 あらゆる面で最高の使い心地で色々とカンチブレーキを物色してきたが、結局、最後はこのシマノのBR-CX50になる。一択だ。 ランドナーで使うのにより便利にするにはリンクワイヤーを止めて、吉貝のアーチワイヤーに換装するとよい。千鳥を併用するのである。そうすれば、Fキャリアとのアーチワイヤーの干渉問題も解決するし、調整もやりやすい。 まだ、一組取ってあるが、枯渇が心配される最右翼の部品ゆえ、スペアを買っておこうかと考えている。これにかなうカンチブレーキが他にない。さすがシマノ製だ。 迷わずに最初からこれにしておけば良かったな、と今更思っても後の祭り。もう吉貝を組み付けたが、ものすごく作業がしづらかった。 特にフロントキャリアがある場合、ブレーキハサミ工具が使えず、千鳥を固定しておいて、アーチワイヤをワイヤープーラーで引張り、その間にアーチワイヤーのボルトを止めるというアクロバティックな作業を強いられる。結構クリアランス調整が難航する。 ある程度、見極めてから、最後に反対側のアジャストボルトでクリアランスを調整するのがいい。 コツを知るまで調整に難航する部品であった。シマノ製はこういうところが簡単でいい。 (=^・・^=)

Wレバーの終焉。

 シマノが8速以上のWレバーの製造を辞めてからちょっと経つ。その影響かどうかわからないけど、憧れだったラレーのクラブスペシャルという自転車もカタログ落ちになった。今はもう製造されていないみたいです。 となると、これらWレバーの自転車を買った人たちはもし、故障するとなると大変に困るわけです。替えがないから。まあ、Wレバーに関しては吉貝など、作っているメーカーもあるのですが、フリクションでシマノのようにぱちぱちと変速が決まるわけではない。 もし、故障するとオークションで中古品を探すか、吉貝のフリクションのWレバーに換装するかという選択になりますね。 同時に心配なのが、フレームのパーツであるWレバーのカンパ型台座だったりします。これも枯渇すると、新たにWレバーを付けたフレームを発注できなくなりますね。 しかし、世間的に8速以上のWレバーの終焉となると、丸石などのランドナーの在庫も気になるところです。シマノのような世界的パーツメーカーが製造を辞めてしまうと、末端の完成車メーカーも部品の変更を余儀なくされます。 しかし、幸いにもというかランドナー完成車メーカーのためかどうかわからないけど、8速対応のSL−R400というクラリスグレードのWレバーはまだ製造されているみたいです。(^^) もっというと、Wレバーがなくなるとフォーク抜き輪行を得意とするランドナーの立ち位置も微妙となってきます。吉貝のWレバーは便利で10速まで対応可能なようですので、当分はこれで代替して使うことができますが、いかんせん価格が高い!それでメーカー車に採用されるかどうかはわかりません。 元々、Wレバーは今やそれほど売れる部品ではないので、どうしても価格は高くなりがちですね。いつ、シマノがWレバーの製造を辞めるかと思うとひやひやしますね。 今、ランドナー愛好家がストックしておくべき部品のイチオシは、Wレバーということになるでしょうか。ビンテージ品に走るという作戦もできなくはないですが、こちらは今の多段に対応していない可能性があり、モダンな多段のスプロケを使うつもりなら、やはりシマノか吉貝の今出ているWレバーが必要になりますね。 吉貝さんだけが上引きのフーデッドレバーも作ってくれているし、Wレバーも作ってくれている。ここが辞めてしまったらもうランドナーの完成車は作れなくなりますよ。ほんとに怖い。ストッ...