バッグに凝る。
サイクリングを始めてからもうだいぶになる。その間、フロントバッグを愛用してきて、最近サドルバッグも手に入れた。
今、手持ちのバッグは3つである。オーストリッチの大型のフロントバッグF-702のベージュ、犬印のフロントバッグ大型生成り色、そしてキャラダイスのネルソンロングフラップのサドルバッグである。
だいたい、宿泊を兼ねての自転車旅行でも最長で3泊4日程度なので、これくらいのバッグ一つあれば、事足りる。
私は基本キャンプはしない。荷物が増えるから。
宿泊はいつも宿である。
バッグはオーダーもできるようで、私は犬印はオーダーであった。納期はだいたい3ヶ月位かな。出来上がってきたときは大層喜んだ。犬印さんのエンブレムが刺繍してある。自分の名前も入れられるようだ。
最近はバイクパッキングとか流行っているようだが、なんか見ているとスタイルが無骨でカッコイイとは思えない。私だけかもしれないけど、好きになれないスタイルである。
フロントバッグをハンドルに固定する方法には2つあって、一つは革バンドで固定する方法。もう一つは、バッグサポーターなる金具を使って差し込んで固定するという方法。こちらは、荷物がパンパンでもブレない。しっかりと固定しているので、バッグが左右どちらかに偏ることがない。すぐれものである。
私は未だ革バンドである。というのも複数台持っているため、台数分のサポーターを取り付けるのに費用がかかること。バンド固定であっても着脱にそれほど手間がかからないので、いいということ。一番は私自身がずぼらな性格ゆえ、バッグの偏りを気にしていない、ということか。(゚∀゚)
一番長く使っているオーストリッチのF-702はあちこち汚れている。もう長年使っているが、未だに使い心地がいい。値段も一番安いかな。中袋が巾着のようになっていて、濡れを防いでいる。防水ではないので、保護袋が付属する。今回は初めて雨天走行でこれを使った。
ま、フロントバッグはポンチョ使用のため、覆われるのであまり濡れを気にする必要はなかった。
ポンチョを着ていると、手元のマップケースが見えない。これが辛かった。なかなか全部よし、という方法は見当たらないものだ。
私の傾向としては、一番あるサイズのでかいバッグを買う、ということ。なぜかというと大は小を兼ねるというが、本当にそうで、宿泊の旅に出るときに荷物が入ってしまい、余裕がある、というのは気持ちがよいものだ。
昔は重たい帆布製だったと聞く。濡れるとさぞ乾きにくく重くなったであろうと思う。それにすぐカビが発生するし…。
今は帆布であってもきちんと防水加工がされている。犬印のバッグは撥水効果が高い。
自転車のサイズとバッグの選択にはいくつか制限事項があって、バッグ高さを常に気にしていないとハンドル部よりバッグが出たりして格好が悪い。これを気にするかどうかだが、私は無頓着。荷物が入って旅が快適にできりゃいい、と考えている。それにバッグ高をあまりに気にして、無理してフレームサイズをもう一つ上げると、今度は乗りにくくなったりするから、要注意だ。
魔物志向のようにすべてに完璧を目指すような主義はない。今日もあてどもなく大型のバッグを付けてふらふらとさまよう私なのである。
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