【レポ】将軍川林道、10年前と同じコースをたどる。
2023.04.27 木 晴れ
予定通り、天気が晴天になったため、高速道路を飛ばして、自宅から自転車車載して、一路、日置川の道の駅志原海岸をめざしました。たったの1時間半で到着です。ちょうど、今から10年前に下道でカーサイできたときには、ものすごく遠く感じたものでしたが…。時代は変わりましたね。
輪行だと宿泊しないと無理な土地です。
●コースです。↓
高速道路が延伸されたおかげで、紀南地域は一気に日帰りエリアと化しました。\(^o^)/
それまでは遠い土地で滅多なこと走れない憧れの土地だったのです。しかし、今や、我が家からはたったの1時間半で日置川まで行けてしまいます。
本日もカーサイで道の駅志原海岸へ車を置き、そこからスタート。これにはわけがあって、理由は、24時間営業の日置川のローソンがあるからでした。ここで補給するしか方法がない!貴重なお店なのです。
周参見からだと戻らないとローソンに行けないので、こちらからアプローチしました。
帰りは古座駅から話題のサイクルトレインですよ。自転車そのまま乗せられるので、列車時刻迫っていても全然余裕。(゚∀゚)
それにここらの路線は超ローカル線なので、朝の通勤時以外は、まったく混んでいません。たったの2両編成だけど、先頭車両しかドアが開かないため、要注意!
さて、新緑のきれいな山々を見ながら鼻歌交じりで日置川沿いをさかのぼります。栗の花の強烈な匂いが漂ってきます。鶯も鳴いているようです。
本日は8時半スタート。少し肌寒いくらいなので、冬物のレーパンとジャージを着てきましたが、正解でした。
重量にして15キロほどもあるランドナーを駆って峠を上るのは今どきのローディーからみたら狂気の沙汰でしょうね。(爆
でも、意外と登れるもんですよ。慣れればね。(゚∀゚)
このコース、以前は車を置いてからぐるっと一周の周回コースを紹介しましたが、やはり帰りは古座へ抜けて、サイクルトレインで帰還というのが素敵です。
夕方の枯れ木灘を眺めながらのサイクルトレインは旅情をそそります。
将軍川は日置川の支流になるわけですが、周囲に人家が乏しく、全くの清流そのもので、飲めるんじゃないか?と思うほどの透明度でした。
さすがにここまでは行楽客も全く来ていません。秘境そのものでした。
入口の市鹿野の集落は隠れ里のような雰囲気の村で、噂では廃校を改装したカフェがあるらしいのですが、今日は時間に余裕がないので、立ち寄りませんでした。
この前の奥高野ライドの苦い経験から、今日は補給食をたっぷりと買っております。余裕です。ちょっと行っては一口二口と食べながらなので、ハンガーノックにはならず、楽ちんでした。
林道に入ってから車に出会ったのは一度だけ。林業のトラックでした。ウンチャンは笑ってたな。(゚∀゚)
今日の将軍川林道はこの前の奥高野ライドより、楽ちんでした。コースが川沿いということもあり、それほどの激坂もあまりなく、ここのコースは好きですね。
古座へ抜けると奇岩地帯の絶景を拝めます。
本日のランチは古座川の一枚岩のモノリスでカレーを食べました。
これでも帰りの予定の16時台の電車までまだたっぷりと2時間以上ありますから、相瀬の方へ旧道のR371を進みますと、これが滅法いい! 奇岩がオーバーハングしているような箇所が何箇所もあり、素掘りのトンネルがあったりとそれはすてきな風景が広がっていました。
こういう道をランドナーで走りたかったのですよ。私は。
車の多い海岸線よりも内陸のこうしたひなびた道の方が好きですね。
本当の紀州を味わいたいなら、断然、内陸部ですよ。
紀伊半島は大きいので、いろんな面白いコースを引けます。また、5月以降の宿泊プランも頭をよぎります。
たっぷりと寄り道して、写真を撮って、古座駅着が15時でした。後、1時間45分待ち!
古座駅でボォーと過ごし、先週の激走の奥高野を独りニヤニヤと思い出しておりました。
今日は楽勝です。
そのうち、2両編成のかわいい電車が到着し、車中の人となったのでした。
(=^・・^=)
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