【レポ】熊野市〜尾鷲R311ライドの巻。

 予定通り、晴天となったので、突然出撃計画を立てましたが、尾鷲あたりを徘徊してきましたので、報告します。

●ルートです。↓

https://ridewithgps.com/routes/40875967

熊野市から大泊へ抜ける自転車歩行者専用道です。これがなかなか見つかりませんでして、迷いました。ひっそりとトンネルがありました。

大泊からいよいよR311です。アップダウンの激しいヘトヘトになる道ですが、絶景続きでごきげんです。

海がきれい!透明度が半端ないですね。

大泊の海水浴場です。この辺のビーチはみな素敵。泳ぎにきたいです。

新鹿のビーチ。美しいですね。外国のビーチみたいです。以前、ここに何度かソロで泳ぎにきたことがありました。地元の人とも仲良くしてもらって、おまけに駅まで自動車で送ってもらいました。(゚∀゚)

なおも、海岸線は続きます。岬を回るごとにアップダウンがあるので、単調ではなく見惚れてしまいます。

もう一度、新鹿のビーチです。キャンプ場もあるよ。

一本だけ大きな木がありました。

木々がちょっと邪魔ですな。新鹿です。

尾鷲側から新鹿のビーチです。

いよいよ酷道という名にふさわしいR311が現れました。これを待ってたんだよ。

リアス式海岸でずっと尾鷲まで続きますが、最近のバイパスは山頂付近にもっていかれるため、アップがきつくて押し歩きばかりでした。(^^)

二木島の漁村ですな。箱庭のよう。

夕日100選だって。ちょっとアップが続くので、休憩中。もうバテバテです。
しかし、顔はニヤついているのでした。

不老長寿の妙薬を求めて中国から徐福の一団が上陸したとかの伝説があるところ。波田須です。

桜もまだ残ってました。

春らしい景色ですね。海と桜もいいもんだ。

とても国道とは思えないような箇所もあり、興奮します。

車だと対向が大変な区間であります。

海のすぐそばを走っているため、潮の香りがいいこと!

そろそろ海岸線から離れて上りだしました。えげつない上り坂。

そして半島を回って下ってきたのが三木里です。ビーチがきれい。

このあたりのビーチはオススメです。都会からあまりに遠いため、夏場も混んでいません。

白砂青松の代表的な三木里でした。

尾鷲側から三木里のビーチです。

さて、早田あたりからトンネル手前を右に入り、廃道かと思われるような荒れた道を行くと、分岐に出ます。そこを右折して入り、着きました。木名峠狼煙場跡。江戸時代の外国船の見張り役だったとか。詳しくは看板見てちょ!

九鬼方面の半島がきれいに見えていますね。石積みがその狼煙場跡です。

割と大きいですね。

ここは穴場ですが、看板すら出ていないので、到着は難しいですね。

これから下る九鬼方面です。

愛車です。チューブラータイヤを履いたパスハンター。(^^)

九鬼に降りてきましたよ。湾が深くて奥まであります。九鬼水軍の本拠地です。海賊の村ですね。

九鬼の漁村。

さて、始まりました。本日最大の山場。八鬼山の上り。えげつない激坂。延々と押し歩きました。もう足も残ってません。(;´д`)トホホ…

八鬼山途中から九鬼の遠景です。

八鬼山頂上付近からは県道788号に入ります。これで海岸沿いにずっと尾鷲へ至る道になります。車の往来が少ないけど、路面が荒れ放題で凄かった!

でも、途中こんな眺望も楽しめるのです。狙ったとおりだ。(^^)

林間から覗く尾鷲沖の風景。

絶景が続きます。

やっと大曽根浦まで下ってきましたよ。

大曽根浦の海岸。

終点は尾鷲駅前のことぶき食堂でした。おじさんは今も健在でした。900円でてんこ盛りの穴子天ぷら定食を食べました。あまりの量の多さにお腹はちきれそう。\(^o^)/

2023.04.10 月 晴れ

天気予報を見ていて晴れの予報だったので、思い切って弾丸ツアーで尾鷲付近を徘徊してきました。このルートはもう今から10年前に阿田和から走ってきたことがあったけど、また、あの絶景を求めてと、今回は九鬼から未踏だった県道788号線の全貌を調査する、ってことで、行きました。

まず、早朝6時前に車にチューブラー車を放り込んで出発。行きはR169です。しかし、途中、工事中の看板があり、夜間どこぞの峠付近が時間通行止めになるとか。これで帰りはこのルートはパスとなりました。後々、このことが悲劇になるんです。(/_;)

本日は熊野市役所前の市営駐車場にデポしました。ここ、一日で料金が500円とリーズナブル。しかも空いている。

ここから走り出しました。まず、国道のトンネルに着きましたが、ここ、自転車はダメよ!って看板が。えぇ!? じゃ、どこに脇道の専用道があるのか?

さっぱり不案内でわかりません。一旦戻って探すと裏手にありました。サイクリングコースの青線に従っていくと寂しいトンネルがありました。

抜けると、歩道橋になっていて、それを渡るとトイレがあり、ここで休憩。

さて、これから入っていくR311の分岐を確かめ、向かいます。大泊。ここは海水浴で夏場は賑わう場所。

大泊からいきなりの激坂。ほぉー、始まったか。インナーにコツンとギアを落とし、くるくると漕いで登っていきます。

途中、大泊のビーチが見えたので、写真を撮り、いよいよキツイので降りて押します。

鶯が遠くで鳴いています。だいぶ鳴き声も上手になっているようです。

潮の香りがいい。来てよかったと思う瞬間です。

このルート、とにかく海岸沿いのリアス式海岸で岬を回るごとにえげつない激坂となります。それに最近ルートのバイパス化が進み、津波の影響も考慮してか、とてつもない山頂に道路を付けているため、集落ごとに降りて登ってとの繰り返し。ヘトヘトになりますが、そこはそれ、激坂押し歩き会会長ですから、延々押し歩きます。(゚∀゚)

箱庭のような集落が湾ごとにあって、皆、それぞれに趣がありますね。特筆はビーチがとてつもない透明度できれいなこと。新鹿に二回くらい泳ぎに行ったけど、天国でした。

さて、このR311の尾鷲ルートですがサイクリングにはオススメですよ。というのは最近は熊野古道ブームのためか、トイレ設備が整備され、定期的にトイレに出くわします。これは女性にとっては心強いでしょうね。

激坂も風景が圧倒的なので、癒やされます。別段苦にもなりませんね。

本日は慌てて出てきたため、コンビニ補給をしてません。バッグのどっかにソイジョイが入っているはずなんだがな。

これは先の九鬼で九死に一生を得ることになるのでした。ハンガーノックです。

出発が9時だったので、だいたい尾鷲に昼頃到着できるか、と思ってたら甘い!延々の激坂でもう身も心もヘトヘト。ドリンクは600CCのスポーツドリンクだけど、自販機を見つけるたびに補給。

すぐ喉がカラカラになる。それに早田からは木名峠狼煙場跡をどうしても再訪したく、回り道をしたので、時間を食いました。しかし、予想通りの絶景と静寂でした。ここはぜひ、オススメです。お弁当をもっていってランチもいいかも。屋根付きの東屋もありましたから。

しばし、木名峠狼煙場跡の海風に吹かれて休憩していると、遠い過去、まだ母が元気だった頃にここに連れてきてあげたな、と思い出しました。

もう20年くらい前の記憶。

ちっとも変わってませんね。

さて、いよいよ九鬼へ降りるとするか。延々木名峠狼煙場跡からの林道まがいの道を行きますが、これが荒れててパンクしないかとひやひやでしたよ。

もっと時間があれば、九鬼をゆっくりと調査したいのですが、今日ももうすでに14時前ですから、帰りの列車時刻を考えると、カットして、八鬼山の上りにかからないとだめです。

この八鬼山がラスボスでして、手強いのでした。激坂でおまけに長い!ずっと押し歩き、頂上付近に来る頃には倒れそうでした。というのももう腹ぺこでハンガーノック状態。それで例のソイジョイがないか、とサドルバッグのロングフラップのサイドポケットを探るとありました! 日付がやばいけど、ま、大丈夫でしょ。

命拾いしましたよ。そして、最後の一口を飲んで、延々県道788号と格闘開始。これ、かなり長い上りでした。

ピークからはいよいよ下りだけど、路面が荒れていて、飛ばせない。ブレーキ全開で慎重に下ります。

途中からは尾鷲沖の絶景がちらちらと見えます。そのたびに写真。ここも初めて来たけど、狙ったとおりの場所でした。オススメルート。ただし、すごい激坂。

この真下を鉄道が通っているのですね。長大トンネルをいくつも抜いて九鬼に続くのでした。

さあ、尾鷲に着いたら、真っ先に行くのが、駅前のことぶき食堂。ちょっと汚らしい店だったけど、ボリュームは凄い! 少食の人は食べきれないでしょうね。

値段もいい感じ。でも、最近は食材が値上がりしてしまい、名物のエビフライはやってないとか。仕方ないので、おじさんオススメの穴子天ぷら定食900円にしときました。

写真に上げてるけど、とてつもない量でした。ご飯も大盛りだし、こっちもお腹が空いていてがっついて食べきりましたよ。

お腹も満腹なったので、おじさんとしばし、尾鷲談義で花が咲きました。

久しぶりに聞く尾鷲弁が懐かしい雰囲気で、食堂を後にし、駅前で頭陀袋に輪っぱを外した自転車を放り込んでチャックを閉めれば完了!

17時11分車中の人となりました。

●おまけ:帰り道、熊野市からR168を行ったのだけど、これが地獄の始まりでした。なんでも猿谷ダム手前のあたりで崩落があり、全面通行止めだったとか。案内が出てたのだけど、なんとか行けるでしょ、とお気楽に構え、最終地点まで行きました。すると、完全に通れませんとのこと。_| ̄|○

もうおわかりでしょ。ガソリンも半分で、ここから新宮まで戻らなきゃ、スタンドがない!

十津川あたりだと夕刻に全部スタンドがしまってしまいます。恐ろしや!

それで、新宮市まで戻り、バカ高いガソリンを満タンにして、串本経由で有料道路で帰宅。午前2時半。3時間寝て、今日は出勤。はぁ〜。

でも、明日は休みだから、救われましたけどね。

(=^・・^=)


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