人生の残り時間について。

 今年58歳になる。もうすぐ還暦である。

まだ、人生長いじゃないか!って言われそうだけど、もうそうでもないと気づく。例えば、自分の経歴を年表にしてみればいい。そうすると10年ごとのイベントが洗い出される。

驚くほどに淡々と時間が流れているのがわかるのである。(・・;)

60歳からの10年の年表を描く。大きなイベントは途中の退職である。そう、年金生活に入るための仕事からの撤退。私は、66歳くらいを目標にしているが、どうなるかはまだわからない。しかし、確実に可処分時間が減っていくので、仕事は60代半ばでリタイアしたいところ。

理由はやりたいことがたくさんありすぎて困るからである。まず、サイクリング。そして次に読書。これらは可処分時間がたっぷりないとできない。

年金はもう少なくていい。生活できるだけあれば、なにも困らない。生活できる、という基準が曖昧であるが、極端な話、自炊し、徹底して節約すれば、少ない年金でもなんとかなる。

もう一つの人生最大の大きなイベントもこの先10年間で待っている。両親の他界である。どちらが先に旅立つのかわからないが、いずれにしても両親を見送ってから今後の人生展開も決まってくる。

この年代になると圧倒的に大事なのは時間である。

贅沢には興味なし。健康なうちに行けるところへ行きたい。そして未読の本をたくさん読みたい。これらのためには自由時間が必要である。

なぜ、こんなことを改めて今日書くかというと、最近、身の回りで亡くなっていき、通夜に出る機会が激増しているからである。各人、宗教もさまざま。だいたい、みな家族葬である。

私らが亡くなるころには、ネット上に散らばるブログや動画、写真やらが周囲に公開されるのだろうか?どんな葬儀になるのかは見当もつかないが、言えることは、私には友人が少ないので、たぶん、身内だけの寂しい葬式になるかな、と思うこと。でも、それでいいと思っている。個人の時代と言われるけど、昔のように大勢が詰めかけて大賑わいな葬式などというものは、大企業のトップくらいだろう。

皆、最後は寂しいものである。

認知症の人ばかりを集めた職場にいるが、身寄りのない人というのが意外に多い。最後は私達職員に見送られて旅立つのである。

今楽しいことを最大限やり尽くすこと。これに尽きる。

私としてはまずは還暦記念車の完成である。これが最大限楽しいイベントだ。フレームさえ、発注できれば、とりかかれる。

次は一泊2日程度の短期旅行の実施。年々体力も衰えていく。元気なうちに紀伊半島内だけでも行きたい。

合間の休日は読書である。

(=^・・^=)

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