輪行のこと。

 次回、日帰り弾丸ツアー企画第二弾は、奥高野行きです。

行き帰りとも輪行というアプローチになります。輪行は、もともと、JCA会員だけに許されていて、有料手回り品きっぷとかを買って列車内に自転車を袋詰して持ち込める制度だったのです。長年の先人達の働きかけでやっと無料化が達成されたということ。

しかし、現状を見ると、かなり危機的状況に写ります。というのも、輪行袋ですが、三辺の大きさがきちんと規定で決まっているにも関わらず、これを無視したまるごと自転車を入れてしまうような輪行袋が売られているからです。

明らかに違法だろうと思います。しかし、現状は見てみぬふりといいますか、とにかく袋に入っていれば、改札を通過できるようですね。

私は、この三辺規定に厳格に従おうと思っていますが、フォーク抜きじゃない場合だとどうしても若干この規定を超えてしまいます。だから現状のロードバイクの前後輪を外すだけの輪行法だとこの規定に抵触するかもしれません。

もし、本当にこの三辺の規定を守るのなら、フォーク抜きしかない、ということになります。

それくらい、本来の輪行規定は厳しいのです。アルプス式とかいうRエンドとサドルで立たせるフォーク抜き輪行がランドナーでは定番らしいのですが、私は、Rメカが下に来るのが嫌で、これらのデリケートな機構が上に来るようにわざとサドルを下にして、BB部を上に来るように収納しています。同じフォーク抜きでもこの方が、Rメカなどへのダメージが減らせるな、と思うからです。倒立させることは難しいのですが、電車内では常に輪行袋から離れず、持っているので、大丈夫です。

電車内の置き場所はもう一択でして、先頭車両の運転手の真後ろか、最後尾の車両の一番後ろですかね。

こう考えると一列車に持ち込める自転車の数ってしれているのです。だから、最近はロードバイクブームで土日になるとよく他のサイクリストとかぶることが多くなりますが、同じ列車に複数人が乗る、って現実的ではないので、私は混んでいそうなら一本遅らせることにしています。まあ、本数がそこそこあればですがね。

ソロだと紀南へ行った帰りは和歌山駅を通らず、海南あたりで降りてそこから20キロ程度を自走で帰る、ということにしています。こっちの方が混まず、楽に帰れます。まあ余力も必要ですが。(゚∀゚)

何が言いたいかというと、輪行という制度はサイクリストの特権ではなく、鉄道会社からお目こぼしのような感じで許されているということです。

だから、あまりにマナー悪い人が多くなってきたら禁止にされる可能性が高いです。

まあ、輪行する際は始発とか人の混まない時間帯を選ぶこと。

それと、遠慮がちに隅の方に置かせてもらう、という意識をもつこと。

本当に乗客との接触事故とかでトラブルになったら一発アウトの危険性がありますよ。そうならないことを祈るのみ。

だから都会のサイクリストは大変なんだな、といつも思います。

(=^・・^=)

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