【レポ】周参見〜串本自転車旅行の巻
恋人岬からの眺め。その3。
2023.10.16-17
私は予定通りWAKAYAMA800のミッションのため、串本エリアを制覇すべく周参見駅から県道38号線で毎度の古座街道を走りに行きました。
ココらへんのコースが大のお気に入りでして、年に一度は行ってるかな。(^^)
県道38号線は最近、工事が進んでショートカットのバイパスができているみたい。ちょっと風情がなくなってて残念だけど、地元の方にとっては朗報ですな。
さて、早朝より自宅を出て、周参見駅着が午前8時半でした。隣の駐車場には夫婦の組が来ていて、これから熊野古道の散策だとか。お互い挨拶して、お別れです。
すさみ食堂に寄りたかったけど、まだ、朝早いので、開店時間ではない。それで、今日の行程を余裕で走るため、朝早い時間に出発でした。しかし、後でわかったのだけど、私のペースでしたら、今日のコースは6時間くらいで十分でした。宿に早く着きすぎてしまい、その分、時間調整のために橋杭岩を先に観光してしまったのでした。
だから、もっと時間を遅らせて、すさみ食堂で食べてから走っても良かったな、とちょっと後悔です。
さて、一日目のハイライトはなんといっても一枚岩。そして、虫食い岩です。それより手前に一番WAKAYAMA800で取りづらいポイントとされる佐本渓谷があります。公衆トイレの金網に付いてるんだけど、これ、坂を勢いよく下ってると、危うく見落としそうになったよ。
ま、去年の輪友F氏といっしょに走った土砂降りの思い出のコースでして、去年の今頃は散々だったなぁ、と感慨深くじわじわと登っているのでした。
獅子目峠付近まで来ると、もう今日の行程も半分は来た感じ。楽勝です。
七川ダムからはちょっと対岸へ渡るとっておきのコースでして、美女湯温泉へのルートとなります。美女湯温泉は残念ながら営業日が違って入れません。(/_;)
記念写真だけ撮って先を進みます。三尾川橋に来ました。ここからちょっと入って光泉寺によりました。ここ、子授けの大銀杏があって、人気のスポットです。来月くらいには見事に紅葉していて、大勢来ていることでしょう。
垂れ下がったお乳のような木の部分に触れると子授けのご利益があるという伝説らしいです。
清流の古座川を見ながら、一枚岩モノリスにてご昼食。カレーをいただきました。中にジビエのソーセージが入っていて、とっても美味しかったです。(^^)
目の前をカヌーの三人組が流れていきました。よく見るとレンタルカヌーで私らが5月に借りた挺と全く同じでした。
一枚岩からのロングコースも楽しそう。次回下りたいな。
相瀬橋から眺めると一枚岩はようやく全体像を収められます。そして、橋のたもとに馬の蹄にそっくりな岩があるんです!
おもしろい奇岩ですね。
本来はこの相瀬橋から旧道を堪能したかったのですが、道路舗装中で、通行止めでした。(/_;)
古座街道は絶対に残っている旧道を走る方がいい。奇岩がいっぱいあって、風景を楽しめますよ。それに司馬遼太郎氏がたどった当時はこの旧道しかなかったのだから。
だいぶ下って、河内神社あたり、淵になっていて、水が黒く淀んでいます。ここでカヌーでよく遊んだな、と感慨ひとしおです。
もう河口ですね。虫食い岩に向かいます。これも奇岩です。ガミラス星のようなデザイン。
祠が祀られていて、地元民のご神体でした。
本日3個めのスタンプゲット。しかし、道の駅で流されているクラブ音楽のBGMがだめ。せっかくの自然の風景が台無し。(/_;)
だいぶ予定時間より早く着いてしまったので、大休止です。それでも空き時間が埋まらない。
橋杭岩へ行くか…。ここから10キロほどだし。
で、橋杭岩到着。大勢の中国人観光客が押し寄せておりました。言葉はわからないけど、橋杭岩に感動している様子。皆、スマホ片手に写真撮りまくってました。今まで知らなかったけど、ここの2階からの眺めが最高なのですよ。
ようやく16時前になったので、宿に向かい一日目終了。
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二日目。目の前に紀伊大島。波のBGMで目が覚めました。
宿は紀南の高速道路の工事のための人夫の定宿のようで、私のほかは、皆工事関連の人ばかりでした。
8時過ぎに出発。チェックアウトし、紀伊大島へ向かいます。串本港を眺めながら、ループ橋を渡ると、地獄の上りの始まり。ほんまに長い!
自衛隊基地まで延々の上りでした。(;´д`)トホホ…
おまけに大島には周回ルートがなく、ピストンコースでまた戻るのでした。これがなんともしんどい。せっかく下ったら、また登り返し。これが滅入ります。
ここの紀伊大島のトルコ記念館のポイントも取りづらいです。
出雲に帰ってきたので、潮岬へ向かいます。到着は10時。もう少しで二階の食堂が開くと。
それまで望楼の芝を散策です。ここも子供の頃よく来たな。思い出の土地。
はるか沖を行くタンカーを見ながら、ぼぉーと過去を回想しておりました。
だいぶ休憩したので、走りたくなくなってきて、一瞬サイクルトレインで江住までワープしようか、とか考えたけど、待ち時間が1時間以上あるので、走ろうということに。
次は江住の道の駅すさみですが、その前に気になる映スポットがありまして、JR紀伊有田駅ですよ。ここの駅舎内のペイントが凄いらしいと地方紙で見ました。それで、行ってみることにします。
到着すると圧倒されるようなペイントでまるで水族館の中にいるみたい。ここは映ますよ。
時刻を見ると列車までまだ1時間あるし、走ると先に到着できそうということで、地獄の海岸コースになります。周参見、串本間の海岸コースはまさに地獄絵図です。
激坂のアップダウンの繰り返しで消耗することといったら!
ま、まだ脚付きなしでしたが、一対一でくるくるまわし、よたよたと登っている様は、ローディーからみると悲惨だなと思われるかもね。(´Д`)
でも、ですよ、5キロほどもあるサドルバッグをくくりつけ、登っているんだから、逆に凄いでしょ、と言ってやりたいわけ。
サドルバッグで言いたいですが、キャラダイスのネルソンロングフラップはいいですよ。容量が半端ない!輪行袋からポンチョ、着替えから一切合切入れてまだ余裕。フラップを開けば、まだ、服なども挟み込めますし、とてつもない容量です。コレ一つありゃ、全国旅行し放題。
よく自宅の愛猫が一匹入るね、と冗談で言ったものでした。
さあ、ゴールが見えてきましたよ。最後は恋人岬です。ここからの眺めで後は周参見駅を目指すのみ。
心地よい疲労感に包まれながら、母艦に戻り、愛車を乗せて高速道路で夕方帰ってきましたです。
あー、自転車旅行は最高だ!来月は護摩壇山へ自転車旅行に行きたいな。
(=^・・^=)
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