漂泊の旅へのあこがれ

 日頃は仕事、家事と忙しくなかなかまとまった休暇を取れない私である。(/_;)

しかし、最近はというと、ちょっと嬉しくなってきている。というのも今は歳を取るのも悪くないな、と感じるからだ。日本には定年という制度があった。というのも今はあいまいで、自分がリタイアする、と宣言しない限り働き続けられるからだ。

私は、一応年金支給年齢プラス1年後くらいにリタイアしようかな、と考えている。1年くり下げれば、少し年金の額が増えるから。(^^)

なにより、リタイアするともうずっと憧れだった漂泊の旅というやつに出ることができるからだ。

今は、せいぜい2泊3日程度の旅行であって、ゴールも見えていて、世知辛い旅行計画である。時間を気にするあまり、旅行中も面白くない。常に帰ってからのことが頭にあり、仕事のことなどが気になって仕方ない。真の休暇を味わえていない。

しかし、例えば、四国、九州などへの長期旅行がリタイア後は可能だ。予算を20万とかあらかじめ決めておいて、バーンと日程だけ建てて出るのである。

グーグルマップは最高だ。そうした脳内妄想旅行を一気に手助けしてくれるから。例えば、四国。土佐に後免駅という気になる駅名がある。前からずっと気になっていて、一度ここへ降り立ちたいと思っている。ここからスタートだ。そして、土佐といえば、酒だろう。地酒を堪能し、とりあえず、高知あたりで一泊である。

桂浜などは学生時代に旅行に行った思い出がある。また再訪してみたい。

そして、翌朝は高知あたりから輪行ではるばると窪川あたりまでワープする。窪川あたりからは四万十川に沿って走ることになる。土佐大正、土佐昭和、と気になる駅を見学しつつ、進む。江川崎あたりでまた一泊。三日目は江川崎から輪行で一気に八幡浜までワープ。

八幡浜あたりで少し走ってまた泊まる。四日目はいよいよ念願の佐田岬へのルートである。針のように尖った岬は前から気になっていた。どんな地形だろうか、とその細い先端に行くルートが気になって仕方ないのである。

ここを走って佐田岬をこの目でみて、また戻る。八幡浜から下灘駅までワープ。下灘駅はもう有名な夕日のきれいな目の前が海、という何もないロケーションがいい。ここを見て、また、走る。列車本数が少ないようなので、適当に走って、また輪行で一気に行けたら今治付近までワープ。前から泊まりたかったサイクルターミナルサンライズ糸山に泊まってみたい。

翌日はお決まりのしまなみ海道である。来島海峡大橋を朝から堪能し、吉海いきいき館で休憩。この日は生口島まで走り、定宿の瀬戸田垂水温泉に泊まる。

愛猫だったくろちゃんはもういないけど、思い出の宿である。

そして、尾道から輪行で帰る。岡山経由で瀬戸大橋線で多度津。そして、特急で徳島まで。夜の南海フェリーで和歌山港へ。和歌山港からは自走で帰宅する。

というような壮大な旅行計画。ま、壮大でもないか…。(´Д`)

これくらいの自転車旅行を夢想してしまうのである。二三日では到底足りない。自転車は意外と移動距離が稼げるので、楽しくて仕方ない。

ま、このような夢想をグーグルマップでやっていると、一日が経つのがあっという間である。

今から定年を指折り数えるイケナイ私なのであった。ワッハッハ。

(=^・・^=)

コメント

人気の投稿