サイクルフィールド11月号を読んでいた。

 毎月20日になると楽しみなのが、オオマエジムショさんのサイトからダウンロードできる小冊子サイクルフィールドである。

11月号には、青森県の下北あたりの旅行記が書かれていて、それを貪るように読んだ。旅行途中のパンク祭り。連続するパンクのことをこう表現したりするが、私にはまだ経験がない。それほど連続のパンクってするものかな?と逆に不思議に思うわけである。

それなら、タイヤチューブ丸ごと新品になり、異物残存の危険性もゼロなチューブラータイヤが最強だろう、と今でも思う。

でも、辺境の地で自転車店もない環境だと、チューブラーはちと心もとない。それで、私も泣く泣くクリンチャーの26Cタイヤに変更したばかり。先日の串本旅行へもそれで走りきった。

しかし、読んでいて思うのであるが、時間との戦いになってくると焦るものである。特に秋頃は日が傾くのが早く、そんな時間帯にパンクすると余計に気ぜわしくて、異物の除去がおろそかになる。それで、また連続パンク。よくあるパターンだ。

私も不測の事態で宿に遅れる旨の電話をしたことがよくあったな。迷惑をかけた。

しかし、普通の自動車旅行と違って、自転車旅行は不測の事態というのがよく起こるものだ。だから、計画は入念に常に最悪でもエスケープできる方法を考えておかないといけない。

昨年の高野龍神スカイライン行きは、それで失敗した。エスケープルートを確保してはいたものの、走行時間がかかりすぎるあまり、帰宅が朝方になる、という失敗であった。

相棒には迷惑をかけた。それで、宿の位置も大事なことだと思った。来月のリベンジである高野龍神スカイライン行きであるが、宿はよくよく考えて取りたいと思う。自分の走力を冷静に考えてあまり無茶な冒険はできないと思う。

ま、日帰りだけは絶対に避けたい。獲得標高が4000m近くにもなるような超しんどいコースゆえ、それは大事である。

今回はそんなしんどいコースをわざわざなぜ、行くのかというと、例のスタンプ収集のためにである。こんな山岳にわざわざポイント作らなくてもとは思うのであるが、主催者もいじわるだ。(´Д`)

もう一つ高野山も残っている。これは今月中に片付けたい。こちらは日帰りで行く予定。

早朝出発である。

秋は日暮れが早いので、ハブダイナモ車の出番が多くなる。電池切れの心配がない、というのは心強い。

しかし、止まると暗いので、パンクしたら街灯のあるところまで移動しないと修理ができないというのが難点だ。

今まで私が経験した中で最悪の辛かったことといえば、雨天の中でのパンク修理である。周囲に屋根のあるところがなく、濡れっぱなしで修理しないといけなかった。瀬戸内の因島でのできごと。あのときは辛かったが、チューブラーだったので、素早く貼り替えて交換できた。

こう考えると、自転車旅行をする、というのはスキルがある程度要るな、と思うわけである。まず、自分の輪っぱのパンクを自己解決できないとだめだ。それと変速などのトラブルに対する対処法。輪行ももちろんである。

最近のなんでも内蔵しているフレームだと困難な修理がいっぱい出てくる。だから、私は未だに昔のランドナーを愛好しているわけだ。

前後に付けている変速機はとっくに賞味期限の切れた部品である。これもある程度ヘタってきたら、最新のメカに替えようかと思っている。

私はビンテージ趣味ではないので、そのへんはこだわりがない。シマノの最近のコンポだろうと平気だ。

快適に旅行できさえすればいいので、部品はできるだけ互換性のある入手しやすいものに限るな、と最近思うわけである。

(=^・・^=)

コメント

人気の投稿