バラ完がとことんすき!工具マニアのつぶやき…。

 今日は自転車の整備について書きたいと思う。

私は、自転車をいじるのが大好きである。普通にいじるのではなく、マニアックな工具まで揃えてとことん整備するのが好き! (゚∀゚)

だから、所有する工具もかなりになる。代表的な工具メーカーでいうと、米国のpark tool、フランスのVAR、ドイツのCyclus tools、日本の宝山となる。

自転車というのは、特にマニア心をくすぐる工具が揃っている。特殊なネジや規格のせいで、専用の工具というのが案外多くある。

普通の?方ならまず買わないだろうBBタップやフェイスカッターなども持っている。これらの工具も登場機会は年に一度あるかないかだ。だから、切削工具といえど、私の場合、たかだか数台の自転車のために買っているわけで一生持つだろう、と思っている。

まだ、ほしい工具もある。ヘッドチューブのリーマーとフェイスカッター。クラウンレースのカッター。ヘッドコラムのダイスなど。

コレクションするだけではない。実際に使えるのでこれらの工具はお宝だ。

中でもpark toolsの振れ取り台とセンターゲージ、ニップル回しは登場機械が多い工具である。ホィールは乗り回しているとしょっちゅう振れが出てくるものであるから、その都度、振れとりとなる。

次に登場機会が多いのが、Rエンドの修正工具である。自転車は倒れると必ず、この辺が痛む。見た目正常に見えても、こうした修正工具を当てて検査すると狂っていることがよくある。だから、修正が重要だ。もっとも最近はRエンドの変速機側は、取り替え可能になっているから、狂ったら、交換でもいいかとは思う。

世間でよく言うバラ完というやつ。私も今の歴代の自転車たちは皆、自分で手組で一から組んできた。ホィールも手組だし、各部の部品もみな、自分で組み付けている。

さすがに周りを見渡してもこれほどの工具を所有している方はあまりいないようだ。しかし、間違いなく、工具はお宝である。職人が自分の工具を大事にするのがよくわかる。

およそ、1インチのクロモリ自転車に関してはもうすぐパーフェクトになると言っても過言ではない。

もし、私が今風のロードバイクを所有していたら、もっともっと工具は増えていることだろう。油圧ディスク関連とか、ワイヤー内蔵関連などなど。

輪友の一人は、言う。BBタップなどは非常に高価な工具ゆえ、中古品でいいのを買ったのだそう。そういうのもいいかな、とは思う。しかし、私は切削工具はやはり切れ味が勝負だと思っているので、新品を購入している。ドイツのCyclus toolsは良心価格だ。

工具メーカーのカタログを見るのも好きだ。以前、ここで書いたが、フランスのVARの80年頃に出たダニエル・ルブール氏のペン画による工具カタログはお宝である。

探すと、PDFでダウンロードできるみたいだから、見つけてゲットしてみてほしい。芸術的価値のある立派なカタログであるが、同時にいかに過去の名品だった工具たちが消えているか、わかるだろうと思う。

今日は外が春の嵐である。強風が吹き荒れ、とても自転車に乗れるようなコンディションではない。こういう日にこそ、音楽でも聴きながら、部屋でじっくりと愛車のお手入れをするのであった。

(=^・・^=)

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