人生100年計画か…。

 我が家の家系は長寿である。周囲を見渡しても皆、だいたい90前後まで生きている。うちの両親も未だ健在だ。父は90歳。今年誕生日が来たら91歳だ。母は87歳である。

まったくびっくりだ。このような長寿になるとライフステージを表にしてみて、自分の今後の生活を考えないとなといつも思っている。

試しにエクセルで表をひとつこしらえて、縦軸に年齢、横軸にやりたいイベントなどを書き込むと面白い。

だいたい、労働する時代というのは65歳くらいまで、と決めているので、私の場合はもうすぐ余暇時代に突入するわけだ。

年金は決して多いわけではないが、残り人生を考えて労働はもう65歳の年金受給年齢くらいまでと思っている。

後は、毎日淡々と家事をやりながら、シンプルに生活する。あまりお金を使わない。たまに近場で自転車旅行を楽しむ程度。

職場のある人は豪華客船に乗って周遊の旅に出る、と言って張り切っていたが、正直私はそういうのにまったく興味なし。ゴージャスという言葉にもピンとこない。

身の丈にあった生活で十分だ。

こういう自分年表を作ると、自分の一生が達観できて客観的に考えられるので、いい。

過去を振り返ると旅客機のダッチロールのようにふらふらと転職離職を繰り返していた時代もあったな。生活が安定せず、趣味どころではなかった。ようやく一旦専門学校に社会人入学して、資格を取り、大手の介護会社に再就職。正社員でスタート。

転勤がいくつかあって、違う土地に住む楽しさを知った。初めて関東の方の住み心地も知った。良かったというか、鉄道網が発達していて、鉄道だけで旅が完結できるのが信じられなかった。

しかし、都会は自分の性に合わないと思った。それ以来、関東には行っていない。近隣の大阪も近寄っていない。

和歌山市内でさえ、月に一度行くくらい。

もう私の人生も三分の二を過ぎた感じである。残り三分の一の期間をどう過ごすか。当然、健康問題もある。今は健康でもこの先はわからない。

厄介な病になれば、それから先はアウトだ。

だから、常々思うが、今、できることをやりきらないといけない!

還暦になったら週二日程度に出勤日数を減らしてもいいか、とも思っている。自分時間がほしい。今は仕事に追われ、満足にやりたいことをやれない。

日々家事で終わる。

残り砂時計はわずかなのである。

(=^・・^=)

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