非戦…。
あちこち、近所とのトラブルで過激なことを書いてきたが、元来、私という人間は争いを好まない。常に非戦の立場である。(´Д`)
戦争などが起こっても国土防衛よりもまず、もう逃げることを考える人間だ。非国民だ、と言われようがどうしようが、この世に生まれた奇跡というものを十分に実感しているのでくだらない領土の奪い合いなどの戦争で命を落としたくない、と切に願う。
しかし、戦争と近所のトラブルは似ている、と思う。地政学という言葉を最近よく目にするが、お構いなしにもし、侵略などされたらどうするのか?とよく聞かれるが、私は今も昔も非戦である。
自分が傷つくのも嫌だし、相手を傷つけるのも嫌だ。だから、実にくだらない事情で近所とこれ以上もめたくない。
だいたい、個人同士の争いも国同士の争いも根っこは同じである。
それよりも居心地のよい場所をまず探したい。職探しもそういう感じであった。そしてようやく今の終焉の地にたどり着いたわけだ。
今日、母を見に行った。もう立てなくなってきているようだ。足が痛くて歩けない、という。老衰の兆し…。そろそろ寿命を迎えつつあるようである。今までたくさんの高齢者を見送ってきて、このパターンは十分に理解できる。入所してそろそろ2ヶ月。早いが、老衰の進行が著しい。しかし、本人の覚悟はあっぱれだ。もう十分生きたので、いつ迎えにきてもいい、ときっぱり言い切っている。
ああいう歳の重ね方を見習いたい。見苦しくまだ生きたい、というのではなく、もう十分生きたからいつ迎えにきてもいい、とは凄い覚悟だ。
自分の母親ながら感心するのであった。
しばらくは車椅子の世話になるかと思うが、もう自分でトイレにも行けない状況なので、残り寿命も知れていると思う。死兆星が光っているのである。
我が家は見苦しい延命などは一切望まない。自然の摂理に従って、限界が来たら死を迎えるだけだ。
父は依然元気である。明日、施設に連れて行く予定。初の訪問である。
寝たきりになっている自分の妻を見て、どう感じるのだろうか。
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