私の読書コレクション。そろそろ始めようか…。

 今、アマゾンのkindle paper whiteにハマっている。とても読みやすくて目も疲れない。これは非常に読書に特化したいいデバイスである。買って良かったと心底思う。

老眼が最近進行していて、満足に紙の本を読めなくなってしまった。(T_T)

kindleならば、フォントのサイズを自由に変更できて、読書にも負担にならない。それに暗いところでも鮮明に読める。電池の持ちもよい。

最近は新刊ならまず、kindle版が出ている。これでコレクションを増やしていこうかと思っている次第。私のこと、どちらかというと自然科学分野に偏る傾向が強い。後はノンフィクションだ。小説のたぐいはほとんどない。

この傾向は故立花隆氏の影響が大きいと思う。彼はジャーナリストで取材で得た情報を徹底的に掘り下げ、いいレポートをたくさん残していた。そういう科学的思考に大いに影響されていると思う。

これから、kindle版のコレクションを増やしていこうかと思っている。漬物とか、発酵食品関係の文献。各種旅行記。歴史的名著と言われている著作。そういうのを暇になったら思う存分読みたいな、と思っている。願わくば、講談社の世界ノンフィクション全集が全部kindle版になったらいいのにな、と思っている。

昔、堺市に住んでいた頃、毎夜、貪るように読んでいた。迫真のノンフィクションは小説の迫力など遥かに凌駕している。あれ以来、小説を読んでいない。素人の書くノンフィクションは一生に一作と言われるが所以、俄然面白い。

個人の趣味でいうと、Nature誌に載った歴史的な価値のある論文をpdfファイルでコレクションしたいな、と思っている。これらは人類の大いなる進歩に貢献した貴重な論文だ。

DNAの構造解析とか、レーザー発振の論文など。色々ある。C60カーボンフラーレンなども該当する。

このような諸々の貴重な実験結果で誘導された人類の進歩に貢献した論文価値は計り知れない。

昔、物理学者の寺田寅彦が、地図のことを書いていたエッセーがあった。岩波文庫だったと記憶する。もし、目の前の地図が世界にたった一枚で、それしかないとしたら、もし、それがなくなったら、一体どれほどの価値の損失になるのか?というような内容のエッセーであった。まったく同感である。

だから、科学論文というものも非常に価値がある。私はおおよそ人類最高の宝である、と断言しても過言ではない、と思っている。

もし、今、核戦争が起きて、これらすべての功績が消え去ったら。どれほどの損失になるのか?考えるだけでもゾッとする。

だから、私は論文の価値を認めている。査読を経て、発表された論文にはそれだけの価値があるのだ。

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