危うくパンク祭りになるとこだった。

 用事を済ませて午後からちょっと昼寝。

洗濯物を取り込み、布団を取り込んで一段落。

さて、パンクでも修理するか。で、場所が狭いので、玄関先に持っていき、前輪ホィールをまず、手にとって、手順通りにタイヤレバーを入れて外す。これは簡単。あっという間にチューブが取り出せた。しかし、長年の走行でチューブがタイヤに貼り付いていた。

そして、スペアのチューブを入れて空気を入れると、プシューと音がする。え!?また、パンク? そう、タイヤレバーを入れてタイヤを嵌め込む際にやったのだ。

(´・ω・`)

これ、大抵の人が経験すると思うが、始まりだすときりがない。一旦、落ち着けと自分に言い聞かせ、パンクの穴を探す。でかい裂け目があったので、水を使わずともすぐ発見できた。水がないときは頬などに近づけて空気の流れを感じ取り、穴の位置を特定する。

さっそく買っていたパッチゴムを当ててみると、なんとか範囲内に収まりそうである。それで、付属の紙やすりでせっせと該当箇所を擦る。そして、ゴム糊を塗る。この作業が好きである。しばらく乾燥させ、いよいよパッチゴムのセロハンを剥がして貼り付ける。

うまくいったようだ。恐る恐る空気を入れる。すぐパンパンに膨らんだ。イケそうだ。

さて、最大の難関はやはり、タイヤを嵌め込むことである。最初は手でパキパキと入る。しかし、太い650Bにもなるとやはり最後の鬼門が非常に硬い。ここを入れるコツはけんたさんのタイヤ交換の動画であったので、そのとおりにやるが、やはり硬い。それで、バルブ側をしっかりクリンチし、反対側のビードを中央に落とし込み、余裕が出てきたところを見計らって、タイヤレバーを入れてこじる。このときにいつもチューブを挟み込んで再パンクということになる。ここが最大の注意点である。

ここさえクリアすれば、もう修理は完了である。

やはり伊達で自転車屋は技術料を取っていないな、と感じた。これ、相当のコツがいる。何度も経験しないとなかなか習得できない。それぐらい奥が深い。

簡単に見えて実は相当なコツがいる作業である。なので、パッチ一枚50円ほどに対して、技術料が1000円以上もするのである。改めて納得した次第。

しかし、パンク修理は慣れてくると楽しいなぁー。お蔵入りされていた古チューブがみるみるスペアに生まれ変わるし。なんか得した気分だ。

何より、僻地でパンクして、修理となると限られたパッチとゴム糊と工具で格闘するわけだ。それを乗り越えない限り帰還できない。修理に慣れると自分の自信になり、相当遠方やブルベなどへの参加も可能になる。まだ自信が無い方はぜひに失敗を恐れずトライしてほしいと思います。(^^)

今日思ったのだが、やはりチューブは軽い薄いものより、頑丈な通常市販されているものの方が安心かと思い直した次第。そうでないと再パンク祭りに見舞われたときにチューブがもたない。薄いとちょっとタイヤレバーをきつく当てると傷が付く恐れがある。それがパンクの原因にもなるかと思う。

大昔、アルプスのクライマーに使用されていたラテックスのチューブを取り寄せたことがあったが、あれはソフトな乗り心地でよかったが、空気が自然と抜けていくので、毎回乗る前に相当空気圧を上げないといけなかった。それが面倒だった。

なので、私は今は市販の普通のチューブで十分であると感じている。

ま、これからまた、残りのチューブも修理して、再利用できるようにしておこうと思う。

(=^・・^=)

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