アッセンブル表の魔窟。

 愛車の改造を思いつき、いざ、部品蒐集開始となってもそれまでに付けていた部品はどうする?という問題が発生します。そう、どこまでも貧乏性な私は、もったいないという心の叫びに勝てません。(・∀・)

それで、今もクラブモデルの改造は中断中で、様子見であります。別段不具合というところもなく、この自転車はよく走ります。

中堀剛著、「私が愛した自転車パーツ」、グラフィック社、2011、P138によると、だいたい、三列くらいのアッセンブル表を作り、そこへ順次、収集していく部品を記入するのだとか。そうすると、だいたい、探さないといけない部品は何か、とか見えてくると書かれています。(^^)

ま、私の場合も似たりよったりで、この表を活用していくと、非常によく欠品部品が見えてきたりします。

古物、現行部品混合の場合は規格などの組み合わせの問題もあり、一層、難航を極めます。こうして、めでたく完成した一台はスペシャル仕様の一台になるわけです。

しかし、探していくと、部品の中にはどうしてもネックになるものが出てきます。今は枯渇しているタイヤドライブのダイナモとかですね。しかし、これはもう遥かに明るいLEDのバッテリーライトがあるので、そちらを使うことにしています。わざわざ古式ゆかしいものにこだわったりはしません。レストアの場合は別ですが、できるだけ、簡単で効果大の方に傾きますかね。

今は、シマノのようにすぐ廃番商品となる場合があるので、油断できません。先ごろもCX-50のカンチが廃番となりました。危うく買いそびれるところでした。だいたい、ランドナーの場合はグランボアさんのところで間に合わせています。というか、他に選択肢がないのです。リムなどはもう昔風のものが枯渇していて、入手できませんし。

ハブも今のシマノ互換だったら、グランボアのハブを買うのが一番手っ取り早いです。もう古風なボスフリーにこだわることもないです。

現行ランドナーはRエンド幅が130mmを指定していてこれは正解でした。おちょこ量を嫌って昔の120mmにしてあるのもありますが、使える部品の幅が少なく、調達に苦労しました。

どうしてもコッタードのクランクを付けたくて、昔の規格に合わせて東叡社でフレームを作ってもらいました。今、一番のお気に入りです。こうして、部品に合わせてフレームを作るというなんというか、本末転倒な感じもしますが、これがマニアにとっては王道なのでしょうね。

ということで、梅雨で走れない休日はエクセルでアッセンブル表を作り、部品箱の中を覗いて、次々入力してく作業です。これで、手持ちの部品の在庫もわかるし、何を買えばいいのか、が見えてきます。ムダも省けます。

あーでもない、こーでもないと一人夢想するのは、至上の喜びであります。

(=^・・^=)

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