コッタードは絶滅したのか?

昔、チェンホィールのクランクを軸に止めている固定方法にコッタードという方式があった。と過去形なのは最近はもう新規に製造されることもなく、絶滅しているかに思われるからである。

私は妙な癖があり、このコッタードが好きで、駅前の自転車置き場などに行くと必ず、古式ゆかしいこのコッタードのクランクを付けた自転車がないか探してしまう。(・∀・)

私もランドナーの32B車にこのコッタードを付けている。苦労したのはこれを固定するコッターピンの入手だった。取り揃えてもなかなかドンピシャのものがなく、自分で削るかしないとピッタリとはまり込まないのであった。

元来、コッターピンは削って合わせるようなものだと思われる。その殆どが適合せず、若干の切削をしないとスムーズに穴に入っていかないのであった。

しかし、この方式の優れているところは、チェンラインがずれにくいということ。欠点は取り外しの際によくこのコッターピンをだめにしてしまうこと。

プロダイのコッタードクランクを持っているのであるが、これに適合するコッターピンがない。確か9.5mmφのものだったと思うので、手元には数多くあるのであるが、どれもネジ部が出てこないので、若干削ってやらないといけないようだ。この両クランクのコッターピンを削る擦り合わせ作業が非常に難抗する。

なるべくならやりたくない作業である。ちょっとでも片方を削りすぎるとクランクが水平にならない。

なんとか、うまく削ってやってプロダイのクランクを付けてやりたいと思っている。

英国より通販で買ったコッタード用のBBは、なんと!シールド構造の今風のカートリッジ式のコッタードBBだった。たぶん、ラレーなどのレストア用に売れるのだろう、と思われる。

このカートリッジ式のコッタードBBを今、ランドナーに付けているが不具合はない。

どこかが新規でコッタードの細身のカッコいいクランクを作ってくれないかな、と淡い期待をしている私である。

(=^・・^=)

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