自転車の電装を考える。

 これから夏になってくると、日が長くなってくる。そう、午後出発のナイトランでの帰還も多くなると思われる。夜間の走行では、電装装備が必須である。私は、バッテリーライトをよく点灯させているが、最も明るいのは、ハブダイナモでLEDライトを光らせることだ。

カメラのフラッシュのような閃光である。これに匹敵するのは、キャットアイのVOLTシリーズかな。

夏場の昼間はとても暑くて走れたものではない。それで、夜間の走行を好むようになる。実際、ブルベのような超長距離になると夜間の走行を強いられる。

それと、電装の重要性が増すのは、長大トンネルがいくつもあるようなコースである。紀伊半島は山岳が多く、ちょっと山間部に行くと長大トンネルを通過することになる。このトンネル内が非常に暗い。後方から追い抜いていく車の猛スピードにビビりながら走行する羽目になる。その時、車のドライバーにしっかりと自分をアピールできないと、最悪轢かれてしまう。

天川村に行ったときは非常に怖かった。その昔は天川村というところはそれはそれは秘境であって、村に至るまでにいくつも険しい峠を越えないといけない土地だった。それが、いくつかの長大トンネルが完成したおかげで黒滝村から一気に天川村まで抜けられるようになった。一度サイクリングで仲間と走ったが、ここはとても怖かった。

この時、ブルベの人がよく着用しているような蛍光色のベストが欲しいな、と思ったのである。これなら、車のライトで非常に光って目立つ。トンネル内で自分の存在をアピールできなければ、事故になる。

怖い思いをしたので、こんど、こういう蛍光色のベストも買おうかと思っている。後は、後方のテールライトだ。直付なんておしゃれなことをしようとは思わない。キャットアイのシートステーに付けるタイプのものでいい。これを光らせてトンネル内を走行すれば、かなり安全である。

もっとこだわるなら、テールライトを2つ付けて、ツインテールにしてもいいだろう。なんだかブルベのレギュレーションのようだが、これが実は非常に安全対策に配慮されているのだな、と思った次第。

今は、キムラのリフレクターを付けた自転車があるが、やはり発光する方がより安全だろう、と思っている。キャットアイのテールは安価だし、ぜひに欲しいアイテムだ。

(=^・・^=)

コメント

人気の投稿