残っているプロダイをどう組み付けようか…。

 プロダイ。そうスギノのプロダイナミックというクランクである。材質が非常に硬くて細身でカッコいい。私の大のお気に入り。しかし、長さが165mmしかない。このクランクには、コッタードとコッタレスの二通りの形式があることがあまり知られていないようだ。

たまにオークションでコッタードの方も出ていたりするが、法外な価格に圧倒されなかなか落とせなかったりする。(/_;)

私は、以前ギア付きでなんとか落札したのを後生大事にとってある。コッターピンを抜くために叩いたのだろうか、痛いハンマー痕が残る。

これをおしゃれに組んだビンテージ仕様の32Bランドナーに換装しようかな、とか考えている。BBも現物合わせでとってあるストロングライトの中空スピンドルのものがあるので、それを組み合わせてみるのがいいか。

本当を言うともうチェンリングはサンプレがほしいところだ。しかし、今どきサンプレのチェンリングは枯渇していて、入手難である。

この32B車は徹底的にレトロ趣味であって、Rエンド幅は120mm指定である。だからおちょこ量が少なくてバランスのいいホィールである。使っているスプロケはレアなベトナム製だったJ-SKYというメーカーの6速である。カセットであるが、GBの店舗によるとシマノの8速を改造した6速カセットが発売されているようなので、スペアとして買っておくのもいいかも。

今は、鉄製のソリダコッタードクランク170mmを付けているが、なにせ重量が重い!細身でカッコいいのだが、これを換装しようかな、とか考え中である。

変速機は前後ともサンツアーのBLで黒である。これがおしゃれ。気に入っている。

Wレバーは定番の吉貝のフリクションである。

タイヤもGBの赤の32Bで軽快に走る。小旅行用として組んだが、まだ実際小旅行には行けていない。

ブレーキはマハックレーサーで直付にしている。ブッシュは真鍮製に交換済み。

とまあ細かなところまでとことんこだわって作り込んでいる一台である。これを次の改造ターゲットにしている。

プロダイコッタードクランク。日本製の意気込みが感じられる時代の遺物。当時のカタログを見ても笑ってしまうが、「若さで勝負!」って何なんだよ。(゚∀゚)

当時はスギノのカタログにはフランス製のハブが載っていたりする。日本代理店だったのだろうか。

フランス製部品に追いつけ、追い越せの時代だったのかな?

プロダイのクランクは磨くとよく光るので、磨きがいがある。私はまあしんどいのでやらないが…。

問題は、これにちょうど合う9.5mmΦのコッターピンである。ネジの頭がちょうど出てくるものに出会うかどうか。オークションで覗いてみることにする。

(=^・・^=)

コメント

人気の投稿