サイクルトレインっていいのか悪いのか。

 とうとう、和歌山県でもJR和歌山駅からJR御坊駅間がサイクルトレイン実施だそうな。しかし、予約制とのこと。サイクルトレインは何度か、紀南行きの際に利用したことがある。地元の中学生も自転車を持ち込んできて、想定外の混雑ぶりにびっくりしたことがあったな。

そこで思ったのだが、サイクルトレインも持ち込める自転車数に制限がかかるのではないか、という恐れである。だいたい、一両に3台くらいが限度ではなかろうか?

長いシート前に自転車を持って座ると、その席の三人分がほぼ使えなくなるからだ。それに終点まで行かない場合、先頭車両のなるべく先頭ドア付近に座らないと、降車時に間に合わない恐れがある。

ローカル線はドアが先頭車両の前だけしか開かないからだ。狭い通路を挟んでお互いに自転車を持つと、通る乗客の邪魔になる。

私はこれらの経験から、やっぱり少々面倒でも輪行の方がいいな、と思った次第。ロードの方の縦型輪行なら、場所を取らない。もっとも私はフォーク抜きの横型である。(^^)

横型であってもフォークを抜くと、小さくなるので、周囲に神経を遣わなくていい。それに輪行なら、乗り換えして、サイクルトレイン外の路線への自由に乗れる。途中、サイクルトレイン実施区間じゃないとやはり最初から輪行しか手段がない。

だから、私は遠方へ行くときは常に輪行袋を携帯している。

それに少々変わっているかもしれないが、私は、輪行する作業内容自体に魅力を感じていて、ランドナーの輪行手順は素晴らしい、と思っている。アルプス式などの輪行方法はよく考えられているな、といつも感心するのである。

輪行袋もいろいろ試した。あさひの横型とモンベルのコンパクトリンコウをもっぱら使っている。ランドナーの場合は、定番はオーストリッチのR420である。持ちてが外側に着いていて、長距離を歩くときに助かる。欠点は生地がゴツくて重いのでかさばることかな。しかし、丈夫で何度も輪行しても破れることはない。

サドルバッグにくくりつけられるよう、専用の袋が付いているのもいい。

輪行は最初面倒だな、と感じるのであるが、次第に回数を重ねると慣れてきて、こんなもんかな、というふうになる。あまり置き場所に困らないので、重宝している。特に特急などのボックス式の座席の場合は置き場所が最後列のシート裏側だとかに限られるので、フォーク抜きじゃないと収まらないことがある。

輪行という事をメインに考えるとランドナーがいいのである。ロードはお手軽に輪行できるが、フォーク付きなので、若干大きい。

最近の部品はフォーク抜き輪行のことを考えられていないため、残念だ。フォーク抜き輪行こそが一大発明だと思うのである。

また、暇なときにフォーク抜きの輪行練習をしようかな、と思っている。時々やらないと手順を忘れたり、時間がかかったりするから。

(=^・・^=)

コメント

人気の投稿