旅行計画続き…。

 私の好きな作家に綿貫益弘氏がいる。かのニューサイクリング誌に数々の紀行文を寄稿し、あまたのサイクリストを惹き寄せてきた。綿貫氏の著作は収集していて、その中の「津軽から江差へ」を読んだが、この中に高野・龍神という紀行文が出てくる。

天王寺あたりから相棒といっしょに輪行し、起点は紀州の南部駅である。ここからR424を遡り、龍神村の福井あたりに出て、そこから昔の荒れ放題だった龍神スカイラインに取り付くのである。

寒い季節のサイクリングであって、泥除けに雪が詰まって難儀するような描写がリアルだ。そして、護摩壇山あたりに登って、箕峠あたりから降りて旧のR371である道をたどっていく。最後は高野山の金剛三昧院あたりの裏手に出てくるトンネルをくぐって終了となる。

とてつもない難行苦行のコースだ。この紀行文を読んでいて、いいルートを思いついた。早朝始発で南部駅に降り立ち、ここから龍神までは同じルートでいく。龍神からは県道735にて引牛越を越えて十津川温泉の出谷あたりに降りてくる。このへんで一泊し、翌日は、ここからR168を北上し、天辻峠を越えて五条に至る、ってなルートである。

ゴールは五条駅でここから輪行で帰ることにする。紀の川平野は私のホームであり、何度も走り尽くしているので、新鮮味がないし輪行でカットするのがよかろう、と思う。

この冬はこのルートを走ってみようか。といっても積雪が気になるため、雪のない時期に行きたい。春先でもよい。

こうしてみると、紀伊半島には1泊2日で走れるいいルートがいっぱい見つかる。私の場合、サイクリングと温泉は切っても切れない縁がある。

走り疲れて、一夜温泉にじっくりと浸かる喜びといったら。(゚∀゚)

毎日、机上で妄想しているが、これが時間の経つのも忘れてたのしいのなんの!

グーグルマップができてからというもの、旅館の口コミを読めたり、料理の写真を見れたり、で旅気分に浸れる。ありがたい。

傍らに梅酒などロックで用意し、終日地図に耽るのもまたよきかなですな。

(=^・・^=)

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