自転車ってストイックな趣味だな。

 自転車というものは、ストイックな趣味だな、と思う。走ることについては常に自分自身の体力と相談で、ちょっと怠けていると、想定した距離を走りきれないということになる。特に峠越えの場合はその怠け具合が顕著に現れる。

私など、もう夏の間、1ヶ月くらいは乗っていない。(;´д`)トホホ…

スタンプラリー再開とは宣言しているものの、距離を走りきれるかどうか…。

たぶん、激坂になると降りて押す、ということになるかと思う。距離も100キロ近くになると走りきれないかもしれない。

常に週末くらいは一定距離を走っていないと思う存分サイクリングを楽しむということが難しい。じゃあ、部品蒐集などはストイックではないのか?と問われるとそうではない、と答えると思う。この世界も奥が深くのめり込むと果のない泥沼である。ある一定の年代にこだわったり、私のようにコッタードという形式に魅せられたりすると、そういう部品にばかり注目がいって蒐集に走ることになる。

当然資金も必要。こちらもストイックである。

どこかで妥協して楽に見過ごせればいいが、一旦始めてしまうとなかなかそうはいかない。

私の場合は、工具もそうだ。輪友も同じような人がいる。専用工具が非常に多いので、必要に応じて購入したりしているが、部品の規格が増えるにつれ、工具の種類も増え続け、ついには工具箱も満杯状態となる。

私の工具箱を見ているとそのまま自転車の歴史を見ているようだ。(´Д`)

わざわざ古い自転車本体を購入して元の時代の新品の状態に戻す、というレストアマニアもいる。フランスのプジョーの古い車体を買って、その当時のプジョーを再現したりするのだ。カーマニアにもこういうスポーツカーを乗っていて、時代考証を重ね、大切に乗り続けている人もいる。同じである。

自転車マニアの中には古き良き時代の衣装に凝って、その当時の服装で乗るということをポリシーとしている人たちもいる。

いやはや、趣味の世界は奥が深いですな。私もいままで服装や履物には無頓着だったけど、いい加減いい歳だし、そろそろそちらもきちんと自転車に合わせようか、と思い始めているところである。

私の性格も影響しているのかもしれない。音楽でも一定のミュージシャンを追いかける傾向が強い。今は英国のRobert Frippに夢中である。

一旦始めると途中下車はなかなかできないのであった。

(=^・・^=)

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