暑い夏。遠い昔の回想ばかり…。

 昔、私は、堺市にひとり暮らししていた時期もあったな。ワンルームでのんびりと暮らしていた。駅チカだったので、電車が普段の足であった。車は処分していた。

それで、暑い夏になると、遠くへ電車で乗り鉄していた。紀勢本線に乗って紀伊半島をぐるっと回ったりもした。7時間ほどかかったな。

途中、新宮で乗り換えのとき、ちょっとホームに出たくらい。後はずっと乗りっぱなしだった。

紀勢本線は車窓風景が素晴らしい。その中で印象的なのが、新鹿である。ここは夏になると行きたくなる私の憧れの土地。どこまでも透き通った砂浜がきれいで、ここへ泳ぎに二回ほど行っている。

一人で海水浴というのもどうか、と思うが、どうしても泳ぎたくなり、強行軍で行った。

何も考えず、ぼぉーと水面に仰向けになって浮かぶと気持ちいい。強烈な太陽と青い海。ここくらい素敵なビーチを私はほかに知らない。

サイクリングでも何度か新鹿は通っている。三木里などほかにもこの周辺には素敵なビーチがある。

最近は、東紀州方面に吸い寄せられている。どういうわけか、しばらくすると行きたくなるのである。未だ電化されておらず、キハのディーゼル車というのもいい。特急の南紀号にも乗ったことがある。デッキが広くて輪行袋を置くのに楽だった。

さて、自転車旅行計画であるが、尾鷲行きは確定しているが、アプローチ方法である。輪行というのも素敵であるが、やはり帰りの列車時刻が気になって仕方ない。いっそのこと、熊野市営駐車場までカーサイで運んでしまう、というのはどうかな。

熊野市から輪行で尾鷲まで運び、須賀利を回って泊まる。翌朝はどうするかだが、紀伊長島まで走って輪行でデポ地に戻るってのもいい。海岸線のR311は、もう走ったばかりなので、今回は行きたいとは思わない。

紀伊長島駅から輪行で熊野市まで戻ると、車窓風景が素晴らしいのである。トンネルが多いが、あっというほどきれいな海岸線が見られる。

このためだけにわざわざ反対方向の紀伊長島駅まで走るのもいいかもしれないな、と考えた。さっそく、時刻表を見てみよう。

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