台風シーズン真っ盛り。

 台風6号がそれてホッとしていたら、もう次の台風7号がやってくるとか。進路予想をみるとまともに和歌山県に上陸するような気配である。また、台風の風向きの関係で紀伊半島東側がかなりの雨量となる見込み。

尾鷲などまったく雨量が驚異的である。当然、付近の道路も崩落、通行止めとなるだろう。また、しばらくの間サイクリングできるような見込みが立たなくなる。

いつの頃からか台風が強大化し、雨量も驚異的な量になった。過ぎ去った後には膨大な被害が出る。一級道路などはすぐ補修の対象になるだろうが、これが県道などの地方道とか林道クラスになるともういつの復旧か知れたものではない。

紀伊半島を横断している安川大塔林道も長らく通行止めになったままである。もう数年間走りに行っていない。本当に開通するのかどうかさえ怪しくなってきた。

ここが復旧すれば、日置川あたりから遡って大塔林道を走り、川湯温泉に一泊して、帰るという素晴らしい理想的なプランが実現するのだが…。

遠い昔のサイスポの表紙に安川大塔林道でのランドナーの写真が載っていたことがあったな。あの頃は手回り品きっぷを買わないと輪行できなかったのだ。懐かしい。

扉が開けっ放しの鈍行列車。青い羊羹のような色をしたそれはディーゼル機関車に引かれ、走っていた。ガクンという衝撃音とともに発車し、ノロノロと走ったな。

昭和の頃のお話。列車のプレートには昭和12年製造と張ってあった。列車にエアコンも付いていない時代の頃の話。

真夏の駅のホームでボォーとしていると貨物列車も入ってきて、積荷を見るのが楽しみだった。和歌山駅では下津方面の製油所へ向かうタンク貨車が多かったな。タキというやつ。

いつの頃からか貨車がなくなり、客車ばかり走るようになって、電化され、大阪あたりの通勤電車と変わりない列車ばかりが走るようになった。田舎色が一気に失せて、味気ない。

私は鉄道マニアではないが、輪行でいつも鉄道にはお世話になっている。10月の十津川街道も輪行で行って輪行で帰ろうかと思っているが、果たしてどうなるか。

太平洋岸から入って北へ抜けて、帰ってくるようなコースである。ちょうど直角を描くように走ることになるが、山岳なので、かなりへとへとになりそうだ。それでも熊野川沿いの十津川街道は好きなコース。特に秋がイイ。

静かなダム湖畔を走っていると郷愁に駆られる。十津川街道は北から南へ走ったことがあるが、逆に遡るコースはまだない。どれくらいしんどいのだろう、と思う。

まあ、休憩しながらのんびりペダルを回せば走れないことはない、と楽観している。

台風シーズンがまだまだ続くようだ。早く台風のこない冬場になってほしいと願う。

(=^・・^=)

コメント

人気の投稿