風伝おろしを見に行きたい。
三重県御浜町尾呂志地区に秋から春にかけて山の斜面を滑り降りるように霧が垂れ込める現象が見られるという。俗に言う風伝おろし、とのこと。
この冬場に風伝おろしを見に自転車ででかけたいな、とふと思った。朝の7時頃から8時ころにかけての出現が多いようだ。それで、この風伝おろしを見に行くために手前の風伝峠を越えてみたら、どうかとか。
そういえば、随分昔にこの風伝峠を板屋側からチューブラーで越えたことがあった。あの頃はどこへ行くのもチューブラーという背水の陣であった。スペアは一本限り。使い切ったらそこで終了だ。(´Д`)
しかし、不思議とパンクはあまりしなかったな。
さて、この風伝峠。未だに峠頂上には茶屋が残っているようだ。まずはルートを構想してみる。手前の湯ノ口あたりに宿を取るのが良かろうか。風伝おろしの出そうな早朝出発し、峠を越えて、この目に風伝おろしを見るってのはどうか。
意外と遠方の方のためにいい情報がある。操作できるライブカメラである。シーズンになったら、毎朝チェックしていたら出会えるかもしれない。この神秘的な風景を写真に撮りたいな、といつも思う。
その昔は瀞八丁という場所は秘境であって、橋もかかっておらず、方角がさっぱりわからないような蛇行した川が流れる一帯であった。川の蛇行が作り出したパワースポットの木津呂という集落もある。
この辺の民宿に投宿し、翌朝、早くから風伝おろしを狙う、というのがよかろうか。
風伝峠には現在立派な風伝トンネルが開通していて、旧道は廃道寸前である。杉の葉っぱが散乱し、荒れ放題だ。
酔狂にもこの荒れた道を走りたいというのは少数派だと思う。
しかし、紀伊半島の奥地に位置するため、西側の太平洋側から入るとたぶん、この瀞八丁手前あたりで日が暮れる。このへんで泊まりたいな。
ま、秋冬のプランとして一考である。
(=^・・^=)
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