ペダルを買う。

 思えば、最近の自転車は新車で購入時にペダルがないことが多いようだ。乗り手が好きなペダルを選べるようにとの配慮からか。私はちょっと驚いている。ロードバイクに多いようである。

さて、ペダルといえば、クリップ式のビンディングペダルが全盛である。出発点はルックだったかと思う。あのクリップ式のペダルにヒントを得て、シマノがSPDを開発したのではなかったか。違ったらごめん。(゚∀゚)

自転車の進化において、大きな前進と言えるものがいくつかある。カンパが発明したリアのスプロケットの多段変速システム。昔はネジの棒みたいなのを捻って変速するカンビオコルサとかが主流だった時代があった。

時は流れて、シマノが開発したSTIシステム。ブレーキレバーと変速レバーの一体化。これは超進化と言えるほどの進化である。手元をいちいち離れずに変速できる。ロードバイクの場合、ゴール手前の逃げ場で一気に変速して、相手に悟られずにちぎることができる。

昔のWレバーの場合は手をダウンチューブに伸ばした時点で、逃げる気か?と気づかれてしまう。これがないというのはレースにおいて決定的アドバンテージだと思う。

それと今日冒頭で書いたビンディングペダルである。特にシマノの開発したSPDは決定的に優れている。私もクリートを取り付けて早5年になるが、まだ、持っている。鉄製なので、まだ、すり減らない。強靭だ。それに性能に変化がない。

未だきちんと取り外し取り付けができる。おまけに調整ネジで固定の強弱が付けられる、というのがいい。クリートが小さくて、金属製なので、歩きやすい。そのためのシューズまで発売されているくらいだ。

ツーリング時に足が暴れないようにということでトークリップが流行ったが、SPDと比べると雲泥の差である。SPDはきちんと引き足も使える。トークリップで引き足をきちんと使えるようにしようと思うと、シューズ裏にプレートを打ち込まないといけない。しかし、これをやってしまうと本当に抜けなくて怖い思いをすることがある。よくもまあ、こんな危険な構造で昔はレースなどに出ていたものだな、と驚く。

ビンディングはきちんと調整して練習すると誰でも使える。素晴らしいシステムだと思う。私は根っからの歩き派なので、SPD以外は使おうと思わない。

ツーリングにこそ、SPDはいいと思うのである。いつもサンダルを使用しているのはご愛嬌。涼しくて夏場にこれを履き出すともう止められなくなる。これ、ホント。

愛用しているクリートは一方向だけのものである。マルチリリースなんて要らない。

ビンディングシューズを初めて履いたときの驚きを未だに思い出す。恐る恐る足をペダルに固定する。今度は足首を捻ってパチンと外す。この繰り返しの練習を近所でよくやったものである。慣れてきたら、公道で堂々と走ったものだ。

SPDペダルもシマノ製の片面式とか、両面式、いろいろ買った。最後に気に入ったのが、ウェルゴのQR機構の付いたものだ。

今日は遅出であるため、まだ時間がたっぷりある。ゆっくりとネット上でSPDペダルを品定めしたいと思う。

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