来年、行きたいコース。鵜方駅〜紀伊長島駅。

 昔、ニューサイ誌に今井編集長が走った印象的な紀行が載っていたことを思い出した。当時の国道260号線はそれは荒れた道で、峠の連続。のこぎりの歯のような海岸線をくねくねと上がったり下がったりのそれは難路であったという。

今では立派なバイパスになり、トンネルで峠もすっきりであるが、少し残念である。それで、この海岸線コースを走ってみたいな、と思ってコースを考えていた。

鵜方駅〜紀伊長島駅、海岸線コース。

案外距離はたいしたことない。100キロ以上あるか、と思ったけど、80キロ台である。せっかくなので、どこか途中で民宿にでも泊まることにする。一泊2日のプランである。

朝できるだけ鵜方駅に早く到着したいので、下市口駅よこの駐車場にデポしておく。下市口駅から輪行で鵜方駅まで行くわけだ。こうすれば、帰りの終電も遅いので、心配がない。

具体的にだんだんと煮詰まってきた。1月か2月の閑散期に行きたいと思う。もちろん雨天決行である。

ソロで行くか、輪友を誘うか、まだ決めていないが、一応は誘ってもいいかもしれない。まったくしんどいコースである。アップダウンばかりでバテる。しかし、眺望はいい。

乗ったり押したりでのんびり行きたい。ここらは藤坂峠から下って少し古和浦の方を走っただけである。全線海岸線を走ったのは車だけである。ギュートラというユニークな名前のスーパーがあちこちにあって、入ってみると、新鮮な地元産の魚介類が安く売られていて、クーラーボックスを持ってくれば良かったな、と母と話し合ったものだった。

懐かしい風景。想像すると当時を思い出す。そうなるとまた猛烈に行きたくなってくるから不思議なものだ。

潮風を浴びながらのんびりと海岸線をゆく。いいサイクリングになりそうである。

(=^・・^=)

コメント

人気の投稿