チューブラータイヤが好きなんだが…。

 チューブラータイヤと聞くと、普通のサイクリストはあぁ、競輪のタイヤね!と思い浮かべるだろうか。最近は、クロカンでもクリンチャーが普通になっていて、チューブレスレディというのもあるみたい。なんか寂しいな。(´Д`)

しかし、私は、昔からのリムに接着して使うこのチューブラータイヤが大好きである。性能はもう散々過去にツール・ド・フランスなどで実証済みである。

リムブレーキの場合、リムのブレーキ摩擦によって、長大な峠の下りでは相当な熱を持つことになる。クリンチャーの場合、往々にして、このリムの発熱が原因でパンクすることがあるという。私はまだ経験がないが、輪友がバーン、というものすごい音とともにタイヤがバーストしたのだそうな。真夏の下り。(´Д`)

それを聞いてからというもの、怖くて真夏など、峠の下りはかなり慎重に下っている。というか、思いっきり下れないので、欲求不満状態である。

あまりにリムの摩擦熱のことを考えすぎると、峠途中も止まって一旦リムの冷却ばかり気になるし、ちっとも面白くない。その点、チューブラータイヤは、中のチューブが丸ごとタイヤに覆われていて頑強である。少々のリムの発熱でもへっちゃら。

思いっきり峠の下りを楽しむことが可能だ。これは数々の海外のレースシーンでも実証されていて、峠の下りでリムの発熱が原因でチューブラーがバーストしたって話は聞いたことがない。私の知る限り。

それとクリンチャーでいういわゆる連続パンクするというパンク祭り。(´Д`) これに関してはチューブラーで聞いたことがない。それにチューブラーはパンクしたら、直さず、もう丸ごと交換であるから、一気に新品に入れ替わることになる。だから、パンク祭りになりようがない。

私の数年間のチューブラー使用の経験からも、パンク回数はそれほど多くない。連続のパンクというのも経験がない。

この強靭なチューブラーを旅行用車に使ってみたらどうだろう?ちょっと面白いかもしれないな、と思っている。なーに、旅行といっても私の場合のこと、2、3日の旅程であるから、パンクに遭遇する機会も少ないだろうか。

走るときはいつもスペアタイヤを一本携行している。これで今まで十分に事足りた。スペアを使い切ってパンクするということがなかった。

タイヤの方もピンキリであって、値段と性能はバカバカしいほどに相対しているから、それ相応のモノを選ばないといけない。私は、一番安めのタイヤで25C程度の太さのモノを好んでいる。太さはいろいろあるみたいだ。

肝心のリムへの接着方法であるが、これももう両面テープ一択である。有名だったミヤタのテープは廃番のようで、カタログから消えた。たぶん、有害な有機溶剤かなにかが使われていたのかな、と推察する。

この両面テープも、市場を見ると、得体のしれないどこぞのメーカーのものが安くて出回っているようだが、興味津々である。ランニングコストがかなり安くなるからだ。もし何も支障なかったら、これをまとめ買いしておいたらどうか。

両面テープによるタイヤ交換を何度もやってきているが、非常に簡単で短時間で済んでしまう。これがチューブラータイヤにもたらした利便性は革命的だ。ツーリングにこそ、この便利な両面テープを携帯したい。

雨天でも接着は確実である。非常にありがたい。手がべたべた汚れないのがいい。裏紙をそっと抜きながらタイヤを乗せると、後は空気圧を上げるだけ。非常に簡単だ。クリンチャータイヤのチューブ交換の場合は、チューブを入れ替えてから徐々に空気圧を上げる際、パンクしやしないかとひやひやするものであるが、チューブラーにはその心配がない。

部屋の済に転がっているビットリアの付いたホィールも寂しがっているというもの。次車はチューブラータイヤを履いた小旅行車というのも悪くないな、と思っている。

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