再度、ホィールの組み方について
ホィール組の一番の重要事項はスポーク長計算だが、それは別の機会にします。今回は、私自身まだよくわかってなかったスポークのあやとりの仕方ですね。
とにかくスポーツ用自転車でリムブレーキ車なら、イタリアン組で間違いないだろうってことで、調べたのが上のサイト。
よく詳細に書かれていて、非常にわかりやすいですな。しかし、イチオシは今もサイメンのホィール組の達人っていうDVDにほかなりません。今は絶版で手に入らないようですが…。(/_;)
こうしたハブにスポークを通したり、スポーク同士を交差させて組んでいくのが何より楽しいのです。そして、最終段階が振れ取りですね。
これは専用の工具が要ります。センター出しも。
しかし、これらの技術をマスターできれば、あなたも自分自身の自転車を組み立てられますよ。一番楽しい作業です。間違いなく。d( ^ω゚ )バッチリ!!
しかし、ホィール組の世界は魑魅魍魎の世界でして、魔界ですね。入り込むとわけがわからなくなります。一番スタンダードな組み方はイタリアンですが、後輪の場合、交差数をスプロケ側だけ3交差にして、左側を2交差とか。あるいは左側だけラジアル組みとか。いろいろやろうと思えばできますな。おちょこの関係から、左右の交差数を変えたりする人もいるみたい。
ま、マニアックですな。私はどちらもイタリアンで6本取りの3交差で組む教科書通りのやり方です。荷物を積むことが多いため、スポークの交差数は気にしますね。2交差より、3交差のほうが丈夫かな。
あと、荷物荷重を気にするのなら、ハブのホール数を36Hにすると片側18本になりますから、より強靭なホィールが出来上がります。さらに書くとダブルクロスとかの組み方もあるみたい。ま、今は変幻自在にスポーク交差を自由にする人が多くいて、もうわけがわからないですね。
いくつか今までホィールを手組みしてきましたが、間違いなく失敗するとアウトなのは、スポーク長計算でした。これが間違うと、もうお手上げです。スポークはゴミ箱行き。
長すぎても短すぎても使えません。誤差範囲はたったの1mmなんだとか。(*_*)
今は完組ホィール全盛なので、こうした秘技が廃れていくのかな、とちょっと心配です。
ですから、先程紹介したサイメンのホィール組の達人ってDVDは私にとって永遠のお宝なのです。
(=^・・^=)
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