上引きブレーキレバーの怖さよ。
朝から、昨日、換装しておいたランドナーバーをTOEIに取り付けていたところ、ひょんなタイミングで後輪のブレーキワイヤーニップルがレバーの穴をすり抜けて隙間に引っかかった。
最初はすぐ取れるだろう、と楽観していたが、なかなかどうして。
引っ張ろうが、押そうがびくともしない。仕方ないので、細い六角レンチなどをあてがい、無理やり叩いて抜こうとするが、それもだめ。
途方に暮れ、最終的にワイヤーカットか?と諦めかけたところで、ようやく外れた。
この輪行時にやる作業行程で一番神経を遣うのが、実はこのブレーキワイヤーの取り付け、取り外しである。もし出先でこういうことになったらもうパニックだ。
なので、ブレーキワイヤーの取り付けには非常にいつも神経を遣うわけだ。
ワイヤーのニップル型式も関係あるかもしれない。これはシマノ型。他にもカンパ型とか、変形型とかいろいろあるようだ。以前、丸い球状のニップルもあって、これが食い込み難儀したこともあった。一番無難なのは、シマノ型である。
カンパ型も食い込んでしまって取れなくなる恐れがある。要注意。
ちなみに業界用語では、このドロップハンドル用のブレーキインナーワイヤーを笠形と呼ぶようだ。ママチャリなどのフラットバー用のはタイコ形と呼ぶ。なるほどそう言われればそうだな。(゚∀゚)
たかがワイヤーであるが、相性があるので、非常にシビアである。
しかし、このワイヤーがサクッと取れるおかげでハンドルを外し、フォークがいとも簡単に抜けるのである。
私は輪行の都合上、最近のハンドルに沿わすタイプのブレーキレバーを好まない。今は吉貝一択である。これがなくなると非常に困るわけだ。
なので、デッドストックしておこうかと常々思っている。
(=^・・^=)
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