最近、相次いで野良猫が死んでいく。

 野良猫の一生は短いという。だいたい、3年から5年程度だという。我が家の廻りにも野良猫が数匹いる。うちが猫好きのためか、たくさんの猫が寄ってくる。母はどの猫も分け隔てなくかわいがっている。

ご近所は揃っての猫嫌い。あるときは保健所に密告され、調査員らしい人が家までやってきて、餌を上げているのか?とかしつこく追求された。

ここ数日、2匹の猫が死んだ。一匹は明らかに毒殺である。口から血を吐いて私の車庫の車の後輪付近で力尽きていた。一瞬、私が轢いたのか、と驚いたが、違った。まったく人騒がせな猫である。しかし、哀れに思い、そっと袋に入れて、置いておいた。そして、役所の開庁時間に電話して、引き取りに来てもらった。

そして、昨日、また、猫が玄関先で力尽きていた。まだ、子猫である。どうやら轢かれたらしい。不思議に傷はなく、死んでいた。こちらも袋に入れて処理した。電話して役所に引き取りにきてもらった。

近所は猫嫌いのため、誰も猫のことなど気にもかけていないが、小さな命が不憫に終わったことを不幸に思う。少しは愛情を感じていたのだろうか。

それにしても哀れだ。日本というか、和歌山県は野良猫に寛容ではない土地柄であると思う。その証拠に、猫の保護団体の数があまりにも少ない。

小動物に対する愛情など持っていない人が多いということか。同じ命なのに、野垂れ死にしようと平気とは、少し恐ろしい気もしている。

人間だけの居住空間が優先され、その他の野生動物のことなど知ったこっちゃない、という風潮。嫌な時代になったものだ。外国のようにおおらかに見守ったり、一緒に暮らしていけないものか。

(=^・・^=)

コメント

匿名 さんのコメント…
nonkiさん、こんにちわ

町田の地域ネコのニュースを見付けましたが、
nonkiさんが、仕事で町田に在住だった事を思い出しました。

https://maidonanews.jp/article/14465360

https://twitter.com/search?q=千疋屋%E3%80%80猫%E3%80%80町田&src=typed_query&f=live

私が、最後に、この猫に会ったのは、イトイサイクル町田店が閉店
というニュースを聞いて、町田へ行った帰りだったと思います。
夕飯の時刻になったため、猫が居る千疋屋で軽食を食べた時でした。
動きも鈍く、少し痩せて、老猫という感じになってました。

自分の携帯電話を調べると2008年に、ネコを撮影した写真があるので
私が知っている期間だけでも10年以上です。
ウイルス騒動以降は、町田に行かなくなりましたが、
さすがに、もう寿命だろうなぁ。。。とは思ってました。

いつものポタリングのコースには、2匹の猫が居ます。
白い猫と、毛の長い猫が居て、それぞれ70%くらいの確率で
遭遇するので、いつも挨拶してます。
2匹とも、人に慣れているのか、逃げたりはしません。

実家の母は、動物嫌いで、「猫が庭に糞をする!」と愚痴を言います。
「猫が糞をする場所に、ワイロとして、美味しい餌をおいたら?」
と冗談交じりに言うと、真っ赤な顔をして怒ります。

猫が嫌いな人の気持ちも分からなくはないですけどね。。。

こん@4040club
nonki さんの投稿…
餌をあげるな、野良猫が増えるから!とよく聞きますが、野良猫が増えるとどうして人間が困るのでしょう?この世の居住空間はすべて人間様だけのものと思っているのでしょうか。どうにも嫌な思想です。
私はいつもポタリング中に、森の中などを走っていると、この木があるおかげで私は酸素を吸えている、と感謝の念を持って挨拶しています。そういうお互い様、という発想がないのが恐ろしい。
多様性で地球は成り立っているのに、理解できない人が多すぎるような気がします。
一度、瀬戸内海の猫の島へ行ってみたい。
(=^・・^=)

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