ワクチン接種ってやっぱ大事かな。

 コロナ禍である。

しかし、幸い、我が施設のコロナワクチン接種率は非常に高く、軽症者がほとんどである。

今更ながらに思うのであるが、未だにmRNAワクチンというものを理解していない、科学的思考に欠ける人がいるのが残念である。

mRNAワクチンというのは人類が発明した遺伝子技術を使った素晴らしいワクチンである、と思う。なのに、変な宗教的観点から摂取を拒んだりする人が後を絶たない。

厚労省のページに丁寧に説明された文章があったので紹介しておく。

デジタルデバイドという言葉があるように私は、科学デバイドという言葉もあるんじゃないか、と思っている。世に文系、理系と分けるように文系の人は理系の思考を理解しようとしないし、反対に理系の人は文系の人のことをバカにする。

こういう風潮があるように思うのだが、錯覚だろうか。

私は科学的思考が好きである。

Nature誌や、Science誌などの速報はいつもいち早く新聞に抄録されて紹介されている。その中には後にノーベル賞級の扱いになるものも少なくない。一番いいのは新聞情報だと思う。丁寧に解説され、素人でもわかりやすいからである。

今、科学が危機だと思う。私達が習った中学校、高校の教科書レベルと今の40年ほど経った理系の内容は著しく異なるかな、と思う。

基本は同じだろうけど、細部がものすごく進歩していて、例えば、このmRNAワクチンの説明を一度読んで理解しようと思うと、生命のセントラルドグマを理解していないと難しいだろうと思う。

だから世代間でこういう教育を受けているかいないかで今どきのワクチン事情を理解し難い人がいるのも事実だろうと思うのである。

発展でいえば、物理も凄いことになっている。私の頃はニュートン力学が中心だったけど、今どきは量子力学を理解していないと最先端のことはさっぱりわからない。

残念だけど、私には最新の物理ニュースがイマイチ理解できていない。(;´д`)トホホ…

でも、ネットは素晴らしいHTMLのハイパーリンクのおかげでシーケンシャルな読書でなく、その人の能力の応じて、検索し、初学者が入りやすいページから読むことができる。

これがネットにハマる理由である。

一日中ほぼネット上の文章を読んでいる。最近、紙の本を読まなくなった。

話を元に戻すと、ワクチン接種を5回受けている人は今回劇的に軽症だったのである。しかし、なんらんかの理由でワクチン接種を拒んできた人たちは、重症化している。ある人は入院している。

この違いをどう説明するか。明らかに抗体を持つ者と持たない者の差だと思う。

私は次回もワクチン接種を希望したい。

(=^・・^=)

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