親の介護問題。どうするべきか…。

 父の今後の介護問題で悩んでいる。というかもう答えは簡単なのだが。

もし、私が父の立場だったらどうか?と考えてみる。自宅での介護を最後まで望むのではないだろうか?

幸い、父は認知症ではない。頭はしっかりしている。足腰が弱いだけである。自宅トイレで自立できない場合、夜中の複数回のトイレを誰かが介助していかないといけない。これが一番深刻な問題である。ようするに介助者が夜中熟睡できず、翌日もしんどいということになるわけだ。

私の答えは、仕事を続けながらぎりぎりまで父の希望どおり在宅での介護を続けていきたいということ。どうするかというと、私は現在もパートのおじさんであるが、もっと出勤日数を絞り込んで、週2日出勤くらいにするのである。これくらいなら、まだ、毎日夜間奮闘しても持つかな、と思う。連日の出勤だとさすがに体がもたないだろう。

今でも月半分くらいの出勤である。大幅に収入が減るが、その分、父の年金は豊富にあるため、在宅でみる方が絶対に得である。というより、長年家族として、暮らしてきた父を今更簡単にホームに放り出す、ということができない。もし自分の立場なら、絶対に悲しいだろうと思う。

私がホームのいいところも嫌なところも全部知っている立場なので、そう思う。ホームは金で介護の手間を買うというところである。しかし、少しでも余力があり、家族で介護できるのなら、それに越したことはない。

今年90歳になる父なので、もう先もそれほど長くはないだろうと思う。介護生活の始まりになったのをきっかけにライフスタイルも大幅に変更になる模様である。

人生の最終期、しっかり介護して後悔のないようにしたいのである。

私が全面的に仕事に出れば、他の家族が負担になる。それは無理である。同じような年齢の母に迷惑をかけるわけにもいかない。

私は介護のプロとして今まで仕事でやってきた。だから、ノウハウはわかる。適宜、介護サービスも使いながら、在宅でギリギリまでみていく、というのがベストだと思う。大概の家ではそれができないから、すぐホームと相談に来るのである。しかし、在宅での介護を家族ができるのなら、それが一番ベストなのである。

今まで苦労かけた父を体が不自由になったからと言ってすぐホームに頼る、ということはギリギリまでやっぱりしたくないし、父が絶対に家を離れたくないと思う。その気持ちを大切にしてあげたいと思う。

あー、今まで楽しかったけど、これからはサイクリングもどれだけできるか…。

ま、あまり思いつめず、気楽に介護生活していきたいと思っている。公的介護サービスも使ってみようかな。

(=^・・^=)

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