razziの気になる部品。日東B132AAF。

ランドナーバーというハンドルをご存知だろうか?

真正面から見るとハの字に見えるドロップハンドルである。上から見ると、両端がせり上がっていて、ハンドル上部を持って長時間走行するときに疲れにくい設計となっている。ゆえにツーリング車に昔からよく使われた。これ、マイナーバージョンアップを繰り返し、まだ生き残っているのである。平成の世に、中古でなく新品で買えるなんて幸せだ。

B132AAF
 定番は、これに綿のバーテープを巻くことである。なぜ、コットンでないといけないのかは知らないが、これがランドナーでは普通だと思われている。たまにマニアの方などは、牛革製のバーテープを巻いていたりする。私も昔は巻いていた。すごく高価である。ヘタするとハンドルと同等くらいの価格がするが、このハンドルにはどうしても革テープを巻きたくなるのである。もっと凝ってくると、一端白のコットンのバーテープを巻き、その上から何度もシェラックニスを塗り重ねて渋く光る握り心地のよい風合いに仕上げることもある。ものの本によると何でも昔のフランスの手作り工房では、こうしたシェラックニスをバーテープに固定用としてしっかり塗布し、防水性にすぐれた握り心地を提案していたのだとか…。しかも、ニスの渋い風合いはどのようなフレームカラーにもマッチして高級感を醸し出すのだそうな…。私もシェラックニスをそうそうにホームセンターで見つけ、購入している。できれば、夏の暑い時期に塗りたくりたいと思っているw。
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