アルバム”Let it be…naked”について…。

私は、高校生の頃からずっとビートルズを聴いてきた。
ビートルズに関してはもうここではあえて触れない。まだまだ、毎年のように話題が登場し、記事なること自体、レジェンドで何も言うこともない。

さて、メンバーの方は先ごろ、ポールが来日し、ライブにはたくさんのファンが集ったが、体調不良のため、公演は中止となったのは、つい最近の出来事である。

すでに生存しているメンバーもポールとリンゴの二人だけとなってしまいましたね。さて、今日は、アルバム、Let it beのタイトル曲、Let it beについて、あまりにも有名な曲なので、今更、語ることもないのですが、この曲はその昔、日本映画の角川の作品、悪霊島のテーマ曲として一世を風靡しましたね。キャッチコピーが鵺のなく夜は恐ろしい…。だったな。しかし、後年、著作権の問題でオリジナルのビートルズ曲が使えなくなり、今流通しているビデオは吹き替えになってるとか…。(´・ω・`)

で、あの映画の印象が焼き付いて離れない私は、はるばるロケ地となった瀬戸内の島巡りツアーなどをして楽しんでおりました。真鍋島だったかな。後は島根の隠岐の島でもロケがあったらしい。

話を戻すと、このLet it beという曲には実にいくつかのバージョン違いがあるんですね。まず、昔からのアルバムLet it beはラストの小節が少し多くて、収録時間も4分長だったかな、と思います。一方、シングル発売され、ベストアルバムのpast mastersに入ってる方はシングル・バージョンの方ですね。映画の主題曲として使われたのはこちら。

どちらもお馴染みですが、実は、作曲者のポール自身が長らく、このアレンジに不満を持っていたのだとか。プロデューサーがかの有名なウォール・オブ・サウンドのフィルスペクターなんですな。私も実は、彼の大げさな?オーケスストラ風アレンジが好きではありません。一番顕著なのは、名曲、The long and winding road のアレンジ。これを2003年に発売された、ビートルズ本来が作ろうとしたらこうなりました、っていうLet it be…nekedのアルバムの方で聴くと全く違います。もちろん、アコースティックでnekedバージョンの方が断然いいです。同じようにLet it beもnakedの方がボーカルが温かみがあって、いい。それにハモンドのアレンジの方もこちらの方がいい。

一応 naked作成に関しては、ビートルズのメンバーが同意したってことで、公式アルバムなんですね。40年近く経過してから、こういう形で本来のサウンドが聴けるとは、感激です! ヽ(=´▽`=)ノ

ちなみにnakedの方は、二枚組でして、もう一枚の方に当時のビートルズがアビーロードスタジオ内で会話しながら、アルバムを作っていく過程が20分程度にまとめられて収録されています。マニアの方泣かせですな。

台風の日、部屋の中でしみじみとビートルズを聴いて優しい気持に浸っております。私。
やっぱりなんだかんだ言ってもいいものは時代を感じさせないですな。
((≡゚♀゚≡)

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