怒涛の3日間が過ぎた。まだやることがいっぱいあるな。

 やっと休みになった。待ち遠しかった。母は早くも帰りたい!を連発している様子。ま、予想通りである。自ら進んで施設へ入りたい、という人は滅多にいない。

しかし、私はこう思うのだ。施設に一旦居所を移し、慣れてくれば、ときどき家に帰ればいいじゃないか、と。

しかし、母は、まだ施設に入って三日目である。まだまだ慣れていない。それどころが、隙きあらば脱出しようと画策している。昨日も認知症の利用者通し、意気投合し、帰る計画を練っていたようだ。(´Д`)

今日の予定であるが、まず、住所変更である。施設に併設しているデイサービスは地域密着型のため、サ高住の住所に変更しないと市外の方は利用できない。それで、転出と転入という作業が要る。時間がかかるが、仕方ない。

住所を施設に移すと、郵便その他が全部、施設管理下になる。これは便利。

それと午後の病院受診である。かかりつけ医に母を診てもらうため。理由は、介護保険の変更申請を出しているため、主治医の意見書を書いてもらいたいから。主治医にはここ最近の母の激変ぶりを伝え、介護度が出るように説明しないといけない。

一時的な熱せん妄であることを願っていたが、どうやら、昨日朝の失禁やら、早朝の徘徊やらで認知症状は本物だと確信した。

だから、母には気の毒だが、施設からの退去はない。家では到底見れない。家でどうしてもというのなら、私が仕事を辞めないといけなくなるから。

これまで元気だった頃の母の様子を思い浮かべると涙が出てくる。人間は誰でも呆けるのだな、としみじみ思う。

母は盛んにかわいがっていた猫たちの様子が気になるようだ。餌はきちんと上げているから、と説明するが、納得しない。それに愛猫の様子もおかしい。餌を全然食べなくなった。明らかに母がいなくなったことで動揺している様子だ。

慣れてくれば、一旦自宅に帰ってくつろいでもいいかと思うのだが、今は帰るとおそらくだが。二度と施設に戻らない、ということになりかねない。難しいところだ。

午前中は市役所、母の服などの買い物、と忙殺される。今日も一日忙しい。休日にゆっくりできなくなった。これが介護生活というものか。しんどい。

たまに料理しようかとも思うが、とてもその余裕がない。夕方は診療が終わるとそそくさと施設に送り届けないといけない。

猛烈に自宅へ戻ると言うと思うが、実際無理だ。それに布団類はもうない。施設に全部持っていったから。

愛猫にひと目会わせてあげたい気もするが、会うと二度と戻らなくなると思うので、今は無理かな。

今日も長い一日である。

(=^・・^=)

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